Go to contents

「サンタラリー」への期待が崩れ、世界の株式市場は軒並み下落

「サンタラリー」への期待が崩れ、世界の株式市場は軒並み下落

Posted December. 16, 2022 08:37,   

Updated December. 16, 2022 08:37

한국어

米連邦準備制度(FRB)が、「ビッグステップ」(基準金利の0.5%ポイント引き上げ)に踏み切ってから、総合株価指数(コスピ)を含む主要国の証券市場が軒並み下落した。各国の証券市場は最近、米国物価指標の鈍化で期待が高まったが、14日、FRBのジェローム・パウエル議長のタカ派的発言に力なく下方曲線を描いた。クリスマスを控えて年末証券市場が上がる「サンタラリー」に対する期待が崩れている。

15日、コスピは前取引日より38.28ポイント(1.60%)下がった2360.97で取引を終えた。9月末に2150台まで墜落したコスピは、米国が金利引き上げの速度を調整できるという見通しが出て、今月1日に2479.84まで回復したが、再び下落傾向に転じた。コスダック指数も前取引日より0.87%下がった722.68で取引を終えた。同日の外国為替市場での対ドルウォン相場は、前取引日より6.8ウォン・ウォン安ドル高の1ドル=1303.1ウォンで取引を終え、再び1300ウォン台を突破した。

海外証券市場も、全般的に弱含みを見せた。14日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場でダウ指数とスタンダード&プアーズ(S&P)500指数は、それぞれ0.42%と0.61%下落した。金利に敏感な技術株中心のナスダック指数は、0.76%下がった。主要6ヵ国通貨比ドルの価値を示すドルインデックスは103.85で、前場比0.08%上昇した。15日、日本の日経平均株価は0.37%下落し、香港H指数は取引中2.2%まで下がった。


パク・サンジュン記者 speakup@donga.com