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アップルが9兆ウォンでマンU買収を検討

アップルが9兆ウォンでマンU買収を検討

Posted November. 26, 2022 08:31,   

Updated November. 26, 2022 08:31

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米国のIT企業大手アップルがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を58億ポンド(約9兆3700億ウォン)で買収する案を検討していると、英紙デイリースターが24日(現地時間)報じた。マンUは朴智星(パク・チソン)やクリスティアーノ・ロナウドらが所属選手として活躍した人気クラブだ。

同紙によると、アップルはマンU買収契約に対して関心を表明し、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)がチェルシーの売却を担当した米国投資銀行(IB)のレイン・グループを含めマンU買収作業を任せる金融機関と交渉を行う予定だという。同紙は、「アップルが現在の予想価格でマンUを買収する場合、マンUは世界で最も高いクラブになるだろう」と報じた。

プロスポーツチーム運営経験がないアップルは最近、スポーツビジネスに目をつけている。アップルは今年7月、米プロフットボールリーグ(NFL)中継権入札に参加し、来年からはアップルテレビを通じて米プロサッカーリーグ(MLS)を独占中継する。クック氏はマンUを買収するため、世界最大規模の競技場建設計画まで立てているという。英国の石油化学大手イネオスの創業者ジム・ラットクリフ氏らもマンU買収に乗り出した状況だ。

マンUオーナーのグレイザー家は、2013年にアレックス・ファーガソン監督が退任した後、チームが成績不振に陥ると、ファンの激しい非難を受けてきた。4月には「ビッグクラブ」中心の閉鎖的なリーグという批判を受けてきた欧州スーパーリーグ(ESL)への参加を宣言してからマンUファンから退陣要求を受け、クラブ売却決定を下した。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com