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英コリンズ辞典「今年の言葉」に「長期間の不安定」選定

英コリンズ辞典「今年の言葉」に「長期間の不安定」選定

Posted November. 03, 2022 08:16,   

Updated November. 03, 2022 08:16

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英国の英英辞書・コリンズ辞典は1日(現地時間)、「今年の言葉」に「permacrisis」(長期間続く不安定な状態)を選んだと発表した。「永続的な(permanent)」と「危機(crisis)」の合成語で不安定と不安が続く状況」を意味する。ロシアのウクライナ侵攻と核兵器攻撃の脅威、物価高と景気後退、新型コロナウイルス感染症の再拡大など、世界が直面している複合危機を反映したものと分析される。

この他、今年の言葉の候補としてはウクライナの首都「キウイ」、英国のボリス・ジョンソン元首相の辞任の契機となった「パーティーゲート」などが上がった。ジョンソン氏は、新型コロナが拡大している中で、保健当局の防疫指針を違反してパーティーを楽しんでは虚偽の釈明をし、9月に辞任した。さらに、政権を握ったリズ・トラス元首相も減税政策でグローバル金融市場の混乱を引き起こし、44日ぶりに辞任した。

コリンズ辞典は2013年から今年の言葉を選定した。昨年は仮想通貨ブームを反映した「非代替性トークン(NFT)」、2020年にはコロナ防疫措置と止まってしまった日常を意味する「ロックダウン(lockdown=封鎖)」が選ばれた。


李恩澤 nabi@donga.com