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ソウルと仁川・釜山・光州に検察の「麻薬犯罪特別捜査チーム」設置

ソウルと仁川・釜山・光州に検察の「麻薬犯罪特別捜査チーム」設置

Posted October. 15, 2022 08:48,   

Updated October. 15, 2022 08:48

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「麻薬との戦い」を宣言した検察は、ソウル中央・仁川(インチョン)・釜山(プサン)・光州(クァンジュ)地検の4つの検察庁に「麻薬犯罪特別捜査チーム」を設置することにした。

李沅石(イ・ウォンソク)検事総長は14日、記者団に対し、「自宅で、SNSで麻薬をピザ1枚の値段で直接購入するのが現状だ。再び麻薬清浄国の地位を取り戻す」と述べた。検察だけでなく、関税庁や食品医薬品安全処、放送通信委員会などの専門人材を投入し、密輸や国内流通過程の全般を厳しく取り締まるとも述べた。

特別捜査チームには、4つの検察庁を合わせて70、80人の人員が投入される。内部には麻薬捜査担当検事と捜査官をはじめ、△関税庁の麻薬密輸遮断専門人材、△放通委の麻薬販売サイト遮断担当人材、△食品医薬品安全処の医療用麻薬担当人材などが配置される。

最高検察庁は、麻薬が韓国国内でより高く販売される「キムチプレミアム」のために、海外から麻薬流入が急増していると説明した。ヒロポン1グラムは、国内で80万~100万ウォンで取り引きされるが、米国では価格が44ドル(約6万3000ウォン)に過ぎない。最高検察庁の関係者は、「このような価格差のため、東南アジアに国内市場を狙った麻薬生産基地が増えている」とし、「海外捜査機関と合同捜査を迅速に展開する」と明らかにした。


シン・ヒチョル記者 hcshin@donga.com