OPEC+の減産推進に国際原油価格が5%高騰
Posted October. 05, 2022 08:58,
Updated October. 05, 2022 08:58
OPEC+の減産推進に国際原油価格が5%高騰.
October. 05, 2022 08:58.
by 金玹秀 kimhs@donga.com.
サウジアラビアとロシアなど、産油国の協議体であるOPECプラス(OPEC+)の大規模な減産の懸念の中、国際原油価格が今年5月以降最も大幅に上昇した。3日(現地時間)、ニューヨーク商業取引所で、11月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は、前取引日より5.2%上昇した1バレル=83.63ドルで取引を終えた。1日で4ドル以上急増したのだ。ロンドンICE先物取引所の12月引き渡し分のブレント原油も、4.4%上がった1バレル=88.86ドルで取引を終え、1バレル=90ドルに迫った水準を示した。OPEC+は5日、オーストリアのウィーンでパンデミック後初めて2年ぶりに対面会議を開き、記者会見も開く予定だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利引き上げによる景気低迷への懸念とドル高の中、国際原油価格が第3四半期(7~9月)だけで25%ほど下落したことを受け、原油価格を引き上げるために、1日に100万バレル以上の減産が話し合われる見通しだ。このため、再び国際原油価格1バレル=100ドルの時代が開かれるだろうという見通しが強まっている。ゴールドマンサックスは、ブレント油の1バレル当たりの価格が3ヵ月以内に3桁に上がり、今後6ヵ月間、1バレル当たり105ドル前後を維持するものと予想した。ゴールドマンサックスのジェフ・カリー原材料総括は、CNBCとのインタビューで、「古い『石油秩序』が戻ってきた。金融市場を支配する米中央銀行の連邦準備制度と石油市場を支配するOPECとの対決が始まった」と分析した。
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サウジアラビアとロシアなど、産油国の協議体であるOPECプラス(OPEC+)の大規模な減産の懸念の中、国際原油価格が今年5月以降最も大幅に上昇した。
3日(現地時間)、ニューヨーク商業取引所で、11月引き渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は、前取引日より5.2%上昇した1バレル=83.63ドルで取引を終えた。1日で4ドル以上急増したのだ。ロンドンICE先物取引所の12月引き渡し分のブレント原油も、4.4%上がった1バレル=88.86ドルで取引を終え、1バレル=90ドルに迫った水準を示した。
OPEC+は5日、オーストリアのウィーンでパンデミック後初めて2年ぶりに対面会議を開き、記者会見も開く予定だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利引き上げによる景気低迷への懸念とドル高の中、国際原油価格が第3四半期(7~9月)だけで25%ほど下落したことを受け、原油価格を引き上げるために、1日に100万バレル以上の減産が話し合われる見通しだ。
このため、再び国際原油価格1バレル=100ドルの時代が開かれるだろうという見通しが強まっている。ゴールドマンサックスは、ブレント油の1バレル当たりの価格が3ヵ月以内に3桁に上がり、今後6ヵ月間、1バレル当たり105ドル前後を維持するものと予想した。
ゴールドマンサックスのジェフ・カリー原材料総括は、CNBCとのインタビューで、「古い『石油秩序』が戻ってきた。金融市場を支配する米中央銀行の連邦準備制度と石油市場を支配するOPECとの対決が始まった」と分析した。
金玹秀 kimhs@donga.com
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