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「イカゲーム」の呉永洙氏、「自分を探すために舞台に立つ」

「イカゲーム」の呉永洙氏、「自分を探すために舞台に立つ」

Posted September. 08, 2022 09:00,   

Updated September. 08, 2022 09:00

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「国際的な賞を受賞して戸惑いましたが、その時、演劇の誘いが来ました。これまで演劇をしてきたので、演劇の中でまた自分を探そうと思って舞台に立っています」

ネットフリックス配信ドラマ「イカゲーム」で、第79回ゴールデングローブ賞「テレビドラマ」部門の助演男優賞を受賞した俳優呉永洙(オ・ヨンス、77)が再び舞台に立つ。呉氏は、米ロサンゼルスで12日(現地時間)に開かれる第74回エミー賞の助演男優賞にもノミネートされている。来月6日にソウル瑞草区(ソチョク)芸術の殿堂の自由小劇場で開幕する演劇「ラブレター」でアンディ役を務める呉氏は、7日の制作発表会で、「最近のように愛という言葉を表現せずに暮らす索漠とした世の中に愛という言葉を何度も繰り返し、演じるということ自体を意味深く考える」と話した。

制作発表会には、俳優の朴正子(パク・ジョンジャ)、裵宗玉(ペ・ジョンオク)、張鉉誠(チャン・ヒョンソン)氏と演出家のオ・ギョンテク氏も参加した。

米国の劇作家A.R.ガーニーの代表作である「ラヴレター」は、50年間、2人の恋人が交わした手紙を解きほどいていく。自由奔放な芸術家メリッサ(朴正子、裵宗玉)と安定した生活を追い求めるアンディ(呉永洙、チャン・ヒョンソン)が観客に向かって手紙を読む形で進められる。

呉氏は、エミー賞授賞式に参加するために10日に出国する予定だ。呉氏は、「受賞できればいいが、難しくないだろうか」としながらも、「イカゲームの仲間の中で1、2人は受賞するのではないかと思う」と話した。


李知訓 easyhoon@donga.com