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バレーボールのウリィカードが韓国電力と2対2トレード

バレーボールのウリィカードが韓国電力と2対2トレード

Posted September. 01, 2022 09:03,   

Updated September. 01, 2022 09:03

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ウリィカードのシン・ヨンチョル監督は「プロバレーボール男子の金卿文(キム・ギョンムン)」と言われる。プロ野球の斗山(トゥサン)とNCを指揮した金卿文監督は、弱いチームを強いチームにすることには成功したが、結局、韓国シリーズを制することはできなかった。LG火災(KB損害保険の前身)、大韓航空、韓国電力に続きウリィィカードの監督に就任したシン氏もは、これまで引き受けたすべてのチームを「春のプレーオフ」に導きながらも、優勝決定シリーズのトロフィーがない。

4番目のチームで迎える5度目のシーズンに自身の初優勝を狙うシン監督の選択は「選手の入れ替え」だった。ウリィカードは31日、昨シーズンまで主力セッターだったハ・スンウ(27)とチャン・ジウォン(21)を韓国電力に渡す代わりに、2022順天(スンチョン)ドドラムカッププロバレーボール大会で「ライジングスター」賞を受賞したキム・ジハン(22=オポジット)と2014-2015シーズン新人賞出身のオ・ジェソン(30=リベロ)を獲得する2対2のトレードを行ったと発表した。

ウリィカードは4月26日にも三星火災と両チームの選手8人をトレードした。そして順天・ドドラムカップの時、三星(サムスン)火災から獲得したファン・スンビンに攻撃の調整を任せながら、ハ・スンウをトレードできるという意思をほのめかした状態だった。今回のトレードでハ・スンウまで去り、シン監督が初めて指揮を執った2018-2019シーズン、ウリィィカード選手団の中では2019-2020レギュラーシーズンMVPのナ・ギョンボク(28=アウトサイドヒッター)だけがチームに残ることになった。

ウリィカード監督就任後から12回のトレードを行ったシン監督は、「出場機会が減った選手を他のチームに送って機会をつかめるようにするのも監督の仕事」とし、「(トレードの)扉はいつも開かれている。条件さえ合えば誰でも渡すことができる」と話した。


黃奎引 kini@donga.com