「ＢＬＡＣＫＰＩＮＫは、デビュー当時から『どんでん返し』が魅力だと思います。新曲「ピンクヴェノム（Ｐｉｎｋ Ｖｅｎｏｍ）」は、「愛らしい毒」という意味です。私たちのアイデンティティを最もよく表現した単語ではないでしょうか」（ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのメンバー・ジェニ－）
女性グループＢＬＡＣＫＰＩＮＫ（写真）が、２回目の正規アルバム「ボーンピンク」の発売を控えて１９日、アルバムに収録された「ピンクヴェノム」を先に公開した。メンバーたちはこの日、新曲公開に先立って行ったオンライン記者懇談会で、「待っていてくださっただけに、素敵な音楽で戻ってきた」と応援を頼んだ。
ピンクヴェノムは、韓国伝統楽器が調和したヒップホップジャンルの曲。同日午後１時に公開したプロモーションビデオは、約１時間で再生件数が１１００万回を突破した。ジスは、「導入部から展開されるビートが強烈だ」とし、「琴のサウンドと中毒性溢れるリフレインまで魅力が多い」と紹介した。ロゼは、「歌に『残忍なほど美しい』という歌詞が出てくる。この歌詞のように、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫが持つ相反する２つの魅力を一緒に盛り込んだ」と伝えた。
来月１６日に発売するアルバム「ボーンピンク」も、ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのアイデンティティを強調したと説明した。ジェニーは、「文字通り、『私たちはＢＬＡＣＫＰＩＮＫとして生まれ、それが私たちの本質』という意味」とし、「ＢＬＡＣＫＰＩＮＫを最も明確かつ鮮明に表現しようとした」と話した。リサは、「私たちの強みを生かしながら、新しい試みもしようと努力した」と付け加えた。
ＢＬＡＣＫＰＩＮＫは２８日（現地時間）、韓国女性グループとしては初めて、米国の「ＭＴＶビデオミュージックアワード」の舞台に立つ。１０月１５日からソウルを皮切りに、ワールドツアーコンサートも続く。アルバム「ボーンピンク」は、予約販売から１週間で先行注文が１５０万枚を超えた。
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金哉希 jetti@donga.com
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