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ポスコ、インドネシアに第2の高炉と冷延工場建設へ

ポスコ、インドネシアに第2の高炉と冷延工場建設へ

Posted July. 29, 2022 09:31,   

Updated July. 29, 2022 09:31

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ポスコは、インドネシアで鉄を生産する高炉を追加で建設することにした。またポスコ建設は、インドネシアの新首都建設に参加する。

ポスコは28日、ソウル中区乙支路(チュング・ウルチロ)にあるロッテホテルで、インドネシア政府および国営鉄鋼会社・クラカタウスチールとこのような内容を盛り込んだ覚書(MOU)を交わした。協約式には、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領とクラカタウスチールのシルミー・カリム社長、ポスコの金學童(キム・ハクドン)副会長が参加した。

ポスコとクラカタウスチールは今後5年間、共同で35億ドル(約4兆5000億ウォン)を投資し、年間生産300万トン級の第2の高炉と冷延工場を新たに建設することにした。ポスコが現地の鉄鋼生産能力を拡大するのは、インドネシアがグローバル自動車メーカーの電気自動車の生産基地として浮上するなど、需要が伸びていることによるものだ。

投資は、両社の合弁会社であるクラカタウポスコを通じて行われる。クラカタウスチールは第2高炉や冷延工場とは別に、クラカタウポスコに現物出資を通じて現地に熱延工場も建設する予定だ。ジャカルタから北西に100キロ離れたチレゴンに位置するクラカタウポスコは、2013年末から300万トン級の第1高炉と厚板工場を稼動している。今回の投資で、両社は年間鉄生産量を2倍に増やし、自動車鋼板の生産設備まで確保した。

ポスコ建設などは、仁川松島(インチョン・ソンド)の国際都市の開発を行った経験をもとに、インドネシアの新首都建設プロジェクトに参加することにした。インドネシア政府は、鉄鋼および建設事業と関連した許認可などの行政手続きを支援し、税制優遇を含めた投資インセンティブも提供することにした。金副会長は、「インドネシア政府とクラカタウスチールの協力の中で、ポスコ初の海外一貫製鉄所の2番目の高炉を建設することになった」と話した。


金昌德 drake007@donga.com