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与党の権性東院内代表が大統領室採用発言で謝罪

与党の権性東院内代表が大統領室採用発言で謝罪

Posted July. 21, 2022 09:03,   

Updated July. 21, 2022 09:03

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与党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)党代表職務代行兼院内代表(写真)が20日、「大統領室の採用と関連する私の発言を謝罪する」とし、「特に、若者の皆さんを傷つけたなら申し訳ない」と述べた。権氏の推薦で大統領室社会首席室9級行政要員に採用されたウ氏をめぐる採用論議が起こって5日後に公開謝罪したのだ。

権氏は同日、「いわゆる『私的採用』論議について、国民に十分に説明することが優先であったにもかかわらず、私の表現で論議が大きくなったことは全面的に私の不徳の致すところ」とし、「初心にかえって傾聴する。今後、国民の懸念を生まないよう努力する」とフェイスブックに書いた。権氏は同日午前、議員総会でも、「支持率が党も政府も下落しており、各種論議で懸念し批判する声が高まっている。全て私の責任だ」と再び頭を下げた。

これに先立ち権氏は、ウ氏の採用と関連して、「(政権引継ぎ委員会の秘書室長だった)張済元(チャン・ジェウォン)議員に圧力をかけた」、「7級に入れることができたが9級に入れた」、「最低賃金より少し多いだけなので申し訳なかった」と話し、物議を醸した。権氏は19日、遺憾表明ではなく「採用過程に問題はなかった」と主張した。しかし、若者層の世論が急速に悪化したため、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府の支持率下落に影響を与えることを懸念し、すぐに謝罪して火消しに出たものとみられる。

ただし権氏は、一般公務員採用ではないというだけで、私的採用ではないと線を引いた。権氏は、「選出職公職者の秘書室の特別職採用は、一般公務員採用とは本質が全く異なる」とし、「これら(特別職)は選出された公職者と運命を共にし、任期が保証されない」と説明した。

権氏に「言葉が非常に荒い」と苦言を呈した張氏は同日、本会議の直後に記者団に、「謝罪したので、受け入れるべきではないか」と発言を控えた。


姜炅石 coolup@donga.com