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メジャーリーガー2世が全体1、2位で指名、MLB新人ドラフト会議

メジャーリーガー2世が全体1、2位で指名、MLB新人ドラフト会議

Posted July. 19, 2022 09:44,   

Updated July. 19, 2022 09:44

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父は210番目になってようやく自分の名前を呼ぶ声を聞いた。息子は少しも待つ必要がなかった。新人ドラフト会議の開始と同時に自分の名前が鳴り響いたためだ。

ボルチモア・オリオールズは18日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた2022大リーグ(MLB)新人ドラフト会議で、全体1位でスティルウォーター高校の遊撃手、ジャクソン・ホリデー(19)を指名した。ホリデーは2007年、ナショナルリーグ打撃1位(.340)に輝いたマット・ホリデー(42)の長男だ。1998年のドラフトに出た父ホリデーは7巡目になってからコロラド・ロッキーズに指名された。

今まで父と息子が大リーグで活躍した親子は270組いた。その中で息子が全体1番目に指名を受けたのはケン・グリフィー・シニア(72)とジュニア(53)親子だけだった。ジャクソンがメジャーデビューを果たせば、ホリデー親子が史上2番目の親子になる。

全体2位の指名権を持っていたアリゾナ・ダイヤモンドバックスもメジャーリーガー2世を選択した。アリゾナが指名したドリュー・ジョーンズ(19・外野手)の父はメジャーリーグで17年間プレーしたアンドリュー・ジョーンズ(45)だ。父のジョーンズはオランダ領のキュラソー島出身であるため、新人ドラフトを経ずに満16歳だった1993年、直ちにアトランタ・ブレーブスと契約した。息子のジョーンズもゴールドグラブ賞を10回受賞した父のように優れた外野守備力を誇るという評価を受けている。

全体3位でテキサス・レンジャーズの指名を受けたクマー・ロッカー(23)もアスリート2世だ。ロッカーの父トレイシー(56)は、アメリカンフットボールリーグ(NFL)のワシントンでディフェンシブラインで活躍した後、現在フィラデルフィアのコーチとして活躍している。


黃奎引 kini@donga.com