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UFCチョン・ダウン、韓国人初のライトヘビー級ランキング入りを狙う

UFCチョン・ダウン、韓国人初のライトヘビー級ランキング入りを狙う

Posted July. 16, 2022 09:17,   

Updated July. 16, 2022 09:17

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「まずランキング入りを果たして、その次はチャンピオンにも挑戦する」

総合格闘技の世界最高峰UFCで活躍するファイターのチョン・ダウン(28、ライトヘビー級)は、ダスティン・ジャコビー(34・米国)との対戦を控えて、こう語った。チョン・ダウンは17日、米国ニューヨーク州エルモントで開催される「UFC on ABC3」で階級ランキング15位のジャコビーと対戦する。

2019年8月にUFCデビューして以来4勝1分けを記録しているチョン・ダウンは、UFCでまだ階級ランキングを与えられていない。UFCは階級別にチャンピオンと1~15位の16人のファイターだけにランキングを付けている。チョン・ダウンが今試合で勝利すれば、ジョコビーを抜いてランキングが15位になる。チョン・ダウンより遅れた2020年10月にUFCデビューを果たしたジャコビーは5勝1分けを記録している。

チョン・ダウンがライトヘビー級でランキング入りすればアジア選手では初となる。ライトヘビー級(93キロ以下)はヘビー級(120.2キロ以下)の次に重い階級だ。この2階級には南米やアフリカ、米国の選手が殆ど上位にランクされている。韓国選手では「コリアンゾンビ」チョン・チャンソンが2021年にフェザー級で4位まで上がり、最高ランキングを記録した。ウェルター級キム・ドンヒョンが2017年6位、フェザー級のチェ・ドゥホが2016年に11位でランクインしている。

米国でトレーニング中のチョン・ダウンは13日、東亜(トンア)日報のオンラインインタビューで、「(UFC)デビュー当時はボクシング技術だけを使ったけど、その後、肘や膝を使うムエタイ技術を身につけた」とし、「レスリングと柔術も応用できるレベルに成長した。今回は絶対勝ってみせる」と自信を語った。

アジア選手では珍しくUFC重量級で善戦しているチョン・ダウンに対する格闘技ファンの関心も高まっている。チョン・ダウンは「関心は慣れてきたのでプレッシャーにはならない」とし、「試合をするたびにひたすら勝つことだけを考えていきたい」と話した。


金培中 wanted@donga.com