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ウッズが全英オープンに意欲、「義足でもゴルフをするつもり」

ウッズが全英オープンに意欲、「義足でもゴルフをするつもり」

Posted July. 07, 2022 08:59,   

Updated July. 07, 2022 08:59

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「私の足であろうと、義足であろうと、いつまでもゴルフをするつもりだ」

「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(47・米国)のゴルフへの情熱がさらに熱くなっている。ウッズは5日から2日間、アイルランド・リムリックの「アデアマナー・ホテルGC」で開かれたイベント大会の「JPマクマナス・プロアマ」に出場した。

ウッズは昨年2月、交通事故で右足に大ケガを負った。選手生命が終わる危機に直面したが、治療とリハビリの末、今年4月、シーズン最初のメジャー戦「マスターズ」を通じて復帰した。5月には今季メジャー第2戦の全米プロゴルフ選手権にも出場したが、右すねに痛みを覚え、3ラウンドを回った後に棄権した。6月に開かれたメジャー第3戦の全米オープンを逃したウッズは、今大会を通じて1ヵ月半ぶりにフィールドに姿を現した。

試合途中、ウッズは依然として足を引きずっていたし、カートに乗ってコースを回った。大会を終えた後、ウッズは全米オープンを欠場した理由について、「身体的にゴルフができない状況だった。足に問題があり、全英オープンに出れなくなる恐れがあった」と話した。

ウッズは14日、英国スコットランドで開かれる米男子ツアー(PGA)の今季メジャー最終戦となる全英オープンに出場する予定だ。全英オープンが開かれるセント・アンドリューズ・オールドコースは、ウッズが大のお気に入りのコースだ。ウッズは、オールドコースで開催された2000年と2005年の全英オープンで優勝している。今回のイベント大会は全英オープンに向けてコンディションを整えるために参加した。

足の方は回復が進んでいるのかという質問に、ウッズは「確かに」と返したうえで「今大会は歩く必要がなかったのでカートに乗った」と話した。いつ頃になれば体が完全に回復するのかと聞かれては、「私も知らない。昨年にそういう質問をしたなら、医師たちは『二度とゴルフはできないだろう』と言っただろう」とし、「自分はここ(ゴルフ場)にいるし、今年は3つのメジャー戦でプレーする」と話した。

ゴルフへの強い思いも語った。ウッズは、「私はいつまでもゴルフをするつもりだ。自分の足でも良いし、義足でも構わない」とし、「今もソファーから立ち上がるのが本当に大変だ。両足を持っていることに感謝している」と語った。

ウッズは今回のプロアマで2日間、通算7オーバー151をマークし、50人のうち39位タイだった。


金東昱 creating@donga.com