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米テキサス小学校で銃乱射、子ども19人含め少なくとも21人死亡

米テキサス小学校で銃乱射、子ども19人含め少なくとも21人死亡

Posted May. 26, 2022 08:37,   

Updated May. 26, 2022 08:37

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米テキサス州の小学校で無差別銃乱射事件が発生し、児童19人と教師2人など少なくとも21人が死亡する惨事が発生した。犯人は近くの高校に通う18歳の男で、犯行現場で警察に射殺された。

24日(現地時間)、CNN放送とニューヨークタイムズなどによると、同日午前、サルバドール・ラモス(18)は、テキサス州の小都市ユバルディのロブ小学校前まで車を運転して校内に進入後、教室を回って児童たちを狙い小銃と拳銃を無差別に乱射した。この銃撃で2、3、4年生の児童19人と4年生を担当する女性教師である成人2人が命を失った。他の児童数人は重傷を負って病院に運ばれており、死亡者はさらに増える可能性がある。ラモスは、警察が出動するとバリケードを張って対峙し、銃に撃たれて死亡した。警察は犯行動機を調べており、単独犯行である可能性に重きを置いている。

今回の惨事は、2012年に子供20人を含む計26人が死亡したコネチカット州サンディフック小学校銃乱射事件以来、最近の10年間で最大の被害が出た小学校銃乱射事件だ。特に今月14日、ニューヨーク州バッファロー黒人住居地域のあるスーパーマーケットで、18歳の白人が銃を乱射し、10人が死亡してからわずか10日後にこのような惨劇が発生したことで、米社会は大きな衝撃を受けている。

バイデン米大統領は同日、韓日歴訪を終えた帰国直後、ホワイトハウスでの演説で、「子どもを失うことは、魂の一切れを永遠に奪われることだ。私たちはなぜこのような大虐殺とともに生きようとするのか。この問題に対抗する勇気を与えるわが社会の柱はどこにあるのか」とし、議会に銃規制法案の処理を強く促した。


兪載東 jarrett@donga.com