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次期検察総長候補に朴璨浩氏、イ・ウォンソク氏、曺尙駿氏

次期検察総長候補に朴璨浩氏、イ・ウォンソク氏、曺尙駿氏

Posted April. 18, 2022 08:33,   

Updated April. 18, 2022 08:33

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領側は17日、金浯洙(キム・オス)検察総長の辞職届の提出を受け、次期検察総長候補の人選に拍車がかかる見通しだ。金総長の辞職が確定し次第、尹次期大統領は、韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官候補と後任の議論に本格的に乗り出すもようだ。

尹次期大統領側はこれまで、次期検察総長候補については言及しないと、内部で結論を下した状態だった。尹次期大統領側の主要関係者は、「尹次期大統領本人が、文在寅(ムン・ジェイン)政権の圧迫で、任期(2年)を満たすことができずに辞任したという考えが強い」とし、「尹次期大統領が次期候補群について言及すること自体が、金総長に対する辞退圧迫と映る恐れがある」と説明した。

しかし、現職の検察総長が辞表を出すと、状況が変わった。来月10日の就任前に、総長候補を内定しても問題ない。当初、尹次期大統領側は、韓候補を法務部長官に決めた時、検察総長の候補群も絞ったという。

尹次期大統領側の主要関係者は、「尹次期大統領本人が、検察についてよく知っているため、検察総長として念頭に置いた人物がいるだろう」とし、「最後に韓候補と議論後、最終結論を下す」と話した。検察庁法によると、法務部長官は総長候補推薦委員会の推薦を受け、総長候補を大統領に推薦するようにしている。

検察の内外からは、韓候補(司法研修院第27期)と期数の差が大きくなく、特別捜査経験の多い人物が次期総長候補になるだろうという観測が出ている。現職の検察幹部の中には、「大統領府の蔚山(ウルサン)市長選挙介入」疑惑事件を取り仕切った朴璨浩(パク・チャンホ)光州(クァンジュ)地検長(研修院第26期)と、「国政介入事件」の捜査を担当したイ・ウォンソク済州(チェジュ)地検長(研修院第27期)が候補に挙がっている。

ソウル高等検察庁次長検事を務めた曺尙駿(チョ・サンジュン)弁護士(研修院第26期)も、総長候補群に挙げられる。曺弁護士は、2019~2020年に最高検察庁刑事部長で、当時総長だった尹次期大統領を補佐し、大統領選候補時代も側面から尹次期大統領を支援したという。曺弁護士と韓候補は、法務部や最高検察庁、ソウル中央地検などで数回ともに勤務し、呼吸を合わせた経験もある。


チョン・ジュヨン記者 コ・ドイェ記者 aimhigh@donga.com · yea@donga.com