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航空機搭乗前の保安検査にウォークスルー導入、37秒から7秒に短縮

航空機搭乗前の保安検査にウォークスルー導入、37秒から7秒に短縮

Posted April. 13, 2022 08:25,   

Updated April. 13, 2022 08:25

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2027年までに航空機に乗る前の空港の保安検査にかかる時間が37秒から7秒に短縮される見通しだ。そうなれば、ノート型パソコンなどをカバンから取り出す必要がなく、歩いて通るだけで保安検査が行われる先端装備が導入される。

国土交通部は12日、このような内容を柱とする「第3次航空セキュリティ基本計画(2022~2026年)」を樹立・確定したと発表した。

まず、航空機に搭乗する前の保安検査に「ウォークスルー」方式を導入する。ウォークスルーは普通に歩いて通る中で保安検査を終える方式のこと。まず1213億ウォンを投じてノート型パソコンや液体類などをカバンから取り出さずに保安検査が行える先端装備を導入する予定だ。

都心航空交通(UAM)など新しい航空交通手段が商用化されているだけに、これらに対する航空保安技術革新案も2025年までにまとめる計画だ。499億ウォンを投じて人工知能(AI)などを使った新しい交通手段に特化した保安検査装備を開発し、金浦(キンポ)や金海(キムヘ)など主要空港にドローンを検知・追跡するシステムを2026年までに構築する。

最近、国家間のサイバー攻撃が活発なり、ハッキング技術が高度化している状況を対応し、空港や航空機を狙ったサイバー攻撃への対応策もまとめる。政府と関係機関に分散している航空セキュリティ情報を統合し、今は書面で管理されているセキュリティ関連事故の現状も2023年までにデジタル化する。これを基盤に韓国型の「リスクアセスメント・管理システム」(仮称)を2026年までに構築する計画だ。


チョン・スング記者 soon9@donga.com