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検証に意気込む民主党、韓悳洙氏に「オールドボーイ」、集中攻勢を予告

検証に意気込む民主党、韓悳洙氏に「オールドボーイ」、集中攻勢を予告

Posted April. 05, 2022 08:39,   

Updated April. 05, 2022 08:39

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与党「共に民主党」が、首相に指名された韓悳洙(ハン・ドクス)氏に対して、「歴代政府での経歴は重要でない」とし、厳重な検証を予告した。同党議員は、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府でも重用された韓氏に対して「オールドボーイ」、「選挙用首相」、「パジ首相(名義だけ貸した首相)」などの表現を使って攻勢に出た。

同党の非常対策委員会(非対委)の尹昊重(ユン・ホジュン)委員長は4日、釜山蓮堤区(プサン・ヨンジェク)の釜山市党で開かれた非対委会議で、「過去、『国民の力』がそうしたように、無条件に足を引っ張り、あら探しすることはない」としつつも、「ただし厳重な対内外の環境の中、内閣を統合する専門性を持っているのか、国民の目線に合う道徳性を備えているのか綿密に検証する」と話した。

朴洪根(パク・ホングン)院内代表も、「歴代政府での経歴は重要ではない。国民の関心は過去でなく未来だ」とし、「周期的なパンデミックと気候危機、エネルギーやデジタル転換など大転換期の課題と二極化、低成長など韓国が直面してきた危機を解決する国政運営の哲学と能力を備えているのかが核心」と述べた。韓氏は首相など豊富な経験があるが、時代状況に合った能力を十分に備えているのか検証が必要だということだ。朴氏は、「直ちに人事聴聞タスクフォースを立ち上げ、聴聞委員の構成など徹底した検証準備に着手する」と述べた。

金永培(キム・ヨンベ)議員は同日、YTNラジオの番組で、韓氏の人選について、「無色無臭の管理型という評価もあるが、最悪を免れようとするオールドボーイの帰還ではないのかという声も多い」と明らかにした。金南局(キム・ナムグク)議員もKBSラジオの番組で、「選挙用の首相ではないのか。無難だが少し残念な気がする」と話した。

同党は、韓氏が2012年に駐米大使を退任した後、韓国貿易協会会長、エスオイル社外重役などを務め、公職を離れていた時間に注目しているという。禹相虎(ウ・サンホ)議員も同日、TBSラジオの番組で、「私たちの立場では、与党政権で首相、副首相をなさった方なので、検証して悪い問題が新たに出てこない限り、実際に拒否することは容易ではない」としつつも、「公職から退いた後にどのような生活を送ったのか、この点を主に検証することになるのではないか。見てみなければならない」と話した。


權五赫 hyuk@donga.com