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ウッズも252日かかった世界ランキング1位、26歳のシェップラーは42日で到達

ウッズも252日かかった世界ランキング1位、26歳のシェップラーは42日で到達

Posted March. 29, 2022 08:54,   

Updated March. 29, 2022 08:54

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最近出場した5試合で3度も優勝トロフィーを持ち上げた。それでも足りなくてツアー通算初勝利後42日ぶりに世界ランキング1位に上り詰めた。スコッティ・シェフラー(26・米国)が、米男子ツアー(PGA)で新たな成功神話を書き始めた。

シェフラーは28日、米テキサス州のオースティンCCで行われた世界選手権シリーズのWGCデルテクノロジーズ・マッチプレーで昨年準優勝の雪辱を果たし、ツアー通算3勝目を挙げた。

シェフラーは同日の決勝でケビン・キスナー(38)を4&3(3ホールを残して4打差)で下してトップに立った。12番(パー5)でグリーン周辺のバンカーショットでバーディーを奪ってタイになったのは、この日の試合の白眉だった。同日に先立って行われたダスティン・ジョンソン(38)との準決勝では3&1で勝った。シェフラーは5日間、7人を相手に計120ホールを消化する強行軍の中で優勝した。27日の決勝トーナメント1回戦では、昨年の決勝で対戦したビリー・ホーシェル(36)に1ホール差で勝利して雪辱を果たした。

優勝賞金210万ドル(約26億ウォン)を手に入れたシェフラーは、シーズン獲得賞金(約740万ドル=92億ウォン)とフェデックスカップポイント(2170ドル)1位はもちろん、世界ランキングでも1位に躍り出た。ツアー初勝利を獲得してから最短の42日で世界1位になった。「ゴルフの皇帝」タイガー・ウッズ(47)も252日かかった。

テキサス大学出身で幼年期を主にテキサスで過ごしたシェフラーは同日、両親や妻など家族の前で世界最高のゴルファーになった。「故郷のファンの前で試合をする夢が叶った。ここで試合をし、優勝できてうれしい」と感想を語った。シェフラーが昨年11月からキャディのテッド・スコット氏と共にプレーしてからゴルフの潜在力を発揮するようになったという評価も出ている。昨年までバッバ・ワトソン(44)のキャディバッグを担いでいたスコット氏は、シェフラーと聖書の研究会で会って縁を結んだ。先月14日、WMフェニックスオープンでツアー初勝利をするまで、70試合で無冠だったシェフラーは、その後の5試合で3勝を挙げた。7日に終了したアーノルド・パーマー・インビテーショナルでも優勝した。


姜泓求 windup@donga.com