Go to contents

全国のガソリン価格が9年ぶりに1リットル2000ウォンを突破

全国のガソリン価格が9年ぶりに1リットル2000ウォンを突破

Posted March. 16, 2022 08:52,   

Updated March. 16, 2022 08:52

한국어

全国ガソリンスタンドのガソリンの平均価格が、9年5カ月ぶりに1リットル当たり2000ウォンを突破した。ガソリン価格の高騰が続くと、当局は偽石油の販売を防ぐため、特別点検に乗り出した。

15日、韓国石油公社の原油価格情報サイト・オピネットによると、同日午後4時基準の全国ガソリンスタンドのガソリンの平均販売価格は、1リットル2000.95ウォンだった。全国ガソリンの平均価格が1リットル2000ウォンを突破したのは、国際原油価格が1バレル100ドルを超えた2012年10月以降初めてのことだ。ソウルのガソリンスタンドの平均ガソリン価格は、前日より1リットル19ウォン高の1リットル2086.11ウォンだった。

韓国石油管理院は同日、原油価格が安定するまで、ガソリンスタンドなど、石油の販売店を対象に特別点検を実施すると発表した。石油管理院の関係者は、「ロシアのウクライナ侵攻で国際原油価格が高騰し、国内石油製品の価格も天井知らずに高騰し、偽石油の販売がさらに猛威を振るうものと予想される」と説明した。

偽石油は、正常製品に灯油や石油化学製品などを混ぜたものだ。偽石油を使えば、車両のエンジンや排気系統の主要部品が損傷しかねない。有害排出ガスや粒子状物質などで大気環境汚染を起こす。

また、石油管理院は、非正常取引所の選別点検と共に、工事現場など、移動販売の現場に対する点検を強化する。夜間や休日など、点検が弱い時間帯の検査も拡大する予定だ。


朴熙昌 ramblas@donga.com