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5~11歳のワクチン接種計画、14日に発表

5~11歳のワクチン接種計画、14日に発表

Posted March. 08, 2022 08:54,   

Updated March. 08, 2022 08:54

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防疫当局は14日、5~11歳の新型コロナウイルス感染症ワクチンの予防接種計画を発表する。防疫当局は、免疫低下患者など、高危険群の子供らからワクチン接種を実施するものと見られる。

疾病管理庁の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長は7日、「5~11歳でも、(新型コロナワクチンによる)感染および重症予防効果が確認された」とし、「14日ごろ、細部接種計画を案内する予定だ」と明らかにした。

5~11歳の子どもたちは、米ファイザー製の5~11歳用新型コロナワクチンを接種することになる。このワクチンは、先月23日、食品医薬品安全処から国内品目許可を受けた。接種は、3週間おきに2回。ワクチンの効果は、2回目の接種から2週間後に現れる。もし、14日の発表翌日に接種すれば、4月19日から効果が出る。

米疾病予防管理センター(CDC)は4日、このワクチンの入院予防効果は74.0%と分析されると発表した。米国は、昨年11月から5~11歳の接種を始めた。CDCは、このワクチンの接種後、心筋炎がまれに観察されたと明らかにした。主に発生した副反応は、接種部位の痛みや疲労、頭痛などだ。

最近、子供や青少年の感染者は地道に増えている。防疫当局が、5~11歳のワクチン接種を決めたのも、子どもたちがほかの年代より新型コロナに多くかかる状況を考慮したからだ。防疫当局は7日、「新型コロナの週間発生現状」で、現在の新型コロナの拡大リスク要因として、子どもの感染者増加を挙げた。実際、1~7日の1日の平均人口10万人当たりの感染者数は、年代別に0~9歳が711人で最も多かった。続いて、△10~19歳(626人)、△20~29歳(517人)の順だった。10万人当たりの0~9歳の感染者数は、人口に比べ感染者が最も少ない70~79歳(227人)の3.2倍の水準だ。

これは、子どもと青少年のうち新型コロナワクチンの接種者が相対的に少ないのが原因とされている。成人の2回目の接種率は96.2%に達するのに対し、12~19歳のうち2回目の接種を受けた人は72.0%だ。


イ・ジユン記者 asap@donga.com