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「プーチンと戦う」 海外のウクライナ人6万人が帰国

「プーチンと戦う」 海外のウクライナ人6万人が帰国

Posted March. 07, 2022 08:49,   

Updated March. 07, 2022 08:49

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「ロシアのプーチン大統領は『第2のヒトラー』です。彼を必ず追放します」

5日(現地時間)、ポーランド南東部のメディカ検問所で、ウクライナへの入国手続きをしていた40代のウクライナ人男性オレグさんが話した。西部リビウに住むオレグさんは先月24日、ロシアがウクライナに侵攻した直後、ポーランドに避難したが、ウクライナに戻って戦うために検問所に来た。オレグさんのような人が増え、検問所には同日、入国手続きを待つ車両の列が2キロに達した。

メディカ近くのプシェミシル中央駅にも、ウクライナ行きの列車に乗ろうとする人々で混雑していた。同日午後4時に出発した列車も、約10の車両が満員になっているのが確認された。ロシア軍と戦う男性たちのほかに、救援品を伝えるためにウクライナに戻る人も多くいた。

ウクライナのレズニコフ国防相は同日、「ロシア軍と戦うために外国から帰ってきた男性が6万6224人」と発表した。そして、「多くの人々が国を守ろうとしている。私たちは無敵だ」と述べた。BBCは、プーチン大統領が速戦即決を望んだが、ウクライナ人の強い抵抗に苦戦していると伝えた。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は、「侵攻から10日間でロシア軍1万人が死亡した」と明らかにした。「死亡者の多くが18~20歳で、何のために戦うのかもよく分かっていない」とし、プーチン政権の野心でロシア人の犠牲も大きいと強調した。ゼレンスキー氏は、首都キエフなど主要都市は陥落しておらず、ウクライナ軍が統制権を維持していると強調した。


金潤鍾 zozo@donga.com