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ガソリン価格が6週連続上昇、1リットル1739.8ウォン

ガソリン価格が6週連続上昇、1リットル1739.8ウォン

Posted February. 28, 2022 08:31,   

Updated February. 28, 2022 08:31

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全国のガソリンスタンドのガソリン平均価格が6週連続で値上がりし、1リットル当たり1740ウォンに迫っている。ロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受け、国際原油価格の高止まりが続き、4月末に終了する予定だった油類税引き下げ措置は、3カ月間延長されるだろうという見方が強まっている。

27日、韓国石油公社の原油価格情報サイト「オピネット」によると、今月第4週の全国ガソリンスタンドのガソリンの1リットル当たりの平均販売価格は1739.8ウォンと集計された。これは前週より1リットル=21.4ウォン値上がりしたもので、6週連続の上昇傾向となっている。軽油の平均販売価格は、1リットル当たり24.3ウォン高の1リットル=1564.5ウォンだった。

ロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受け、国際原油価格が取引中一時、1バレル=100ドルを超え、韓国国内でのガソリン価格は上昇を続ける見通しだ。北海ブレント原油の4月物とウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の先物は、いずれも24日(現地時間)、取引中に1バレル=100ドルを突破した。国内に輸入する原油の基準となるドバイ油も、今月第4週は平均95ドルへと上昇した。国際原油価格は通常、2、3週間の時差を置いて国内価格に反映される。

政府は来月中に、油類税引き下げ措置を延長するかどうかを公式に発表する予定だ。昨年11月の油類税引き下げの施行で、4月末まで1リットル当たりの油類税は、ガソリンは820ウォンから656ウォンに、軽油は582ウォンから466ウォンに引き下げられた。国際原油価格の上昇が当分続くものと見られ、油類税引き下げ措置を3カ月間延長する案が有力視されている。

韓国銀行は同日、「海外経済フォーカス」で「国際原油価格は、ウクライナ事態などで原油供給に支障が生じる懸念が増大し、上昇傾向が拡大した」とし、「その間投資減少とウクライナ事態などにより、当分高い水準を維持するだろう」と見通した。


朴熙昌 ramblas@donga.com