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冬季五輪参加のアフリカ選手はわずか6人、IOC「ミラノ大会で出場権のバランスを取る」

冬季五輪参加のアフリカ選手はわずか6人、IOC「ミラノ大会で出場権のバランスを取る」

Posted February. 17, 2022 08:31,   

Updated February. 17, 2022 08:31

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2022北京冬季五輪に出場したアフリカ選手は何人だろうか。答えは6人だ。ガーナやモロッコ、エリトリアの選手がそれぞれ1人と、マダガスカルの選手2人がアルペンスキーに出場し、ナイジェリアの選手1人が、クロスカントリースキーの出場者リストに名前を載せた。雪原と氷上で繰り広げられる冬季スポーツは、種目の特性上、相対的に暑い地域に住むアフリカ人に馴染み薄いのは事実だ。しかし、2018平昌(ピョンチャン)大会時(12人)に比べて、出場選手が半分に減ったのは確認しなければならない問題だ。「世界の人々のための祭り」というオリンピックの大義に逆行するからだ。

これに対し、国際オリンピック委員会(IOC)は、出場権の配分規定を見直すことにした。16日、五輪関連ニュースを伝える「インサイド・ザ・ゲームス」によると、IOC五輪連帯・国家五輪委員会(NOC)のジェームズ・マクラウド担当局長は、「夏季・冬季五輪に最高の選手が参加すると同時に、より多様な国から選手が参加できるようバランスを取る必要がある」と強調した。さらに「平昌、北京大会を検討して、NOCや種目別国際連盟などと協力し、2026ミラノ・コルティナダンペッツォ大会までに最適の方法を模索する計画だ」と付け加えた。

実際、国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)が大陸別出場枠制度を廃止したため、今大会のボブスレーやスケルトン、リュージュなどのそり種目に出場したアフリカ選手はいない。これに対して、平昌大会当時、スケルトン男子に出場したガーナのアクワシ・フリンポンは、大陸別クォーターを復元することを主張した。フリンポンは、該当メディアとのインタビューで、「アフリカ人たちは、冬季五輪に含まれていないと感じている。次の大会までアフリカからの参加者を増やせる協議のテーブルが必要だ」と語った。


姜泓求 windup@donga.com