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米ロ首脳きょう電話会談、「ウクライナ事態」を協議

米ロ首脳きょう電話会談、「ウクライナ事態」を協議

Posted December. 31, 2021 09:37,   

Updated December. 31, 2021 09:37

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米国のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が30日(現地時間)に電話会談を行い、ウクライナ事態をめぐって協議する。ロシアがウクライナと国境を接するベラルーシと合同軍事演習を行うと発表するなど軍事的脅威が続く中、米国は「外交的エンドゲーム(最終戦)」のために、ロシアに軍事的緊張緩和措置を要求するものとみられる。

米国家安全保障会議(NSC)は29日、声明を出し、バイデン氏とプーチン氏が電話会談を行い、今後の外交交渉を含むさまざまな主題を協議する予定だと明らかにした。米国とロシアは来年1月10日、「戦略的安定」協議(Strategic Stability Dialogue)を行う予定だ。米ロ首脳が電話会談を行うのは今月7日以来。

 

両首脳は電話会談で、ロシアが求める北大西洋条約機構(NATO)の拡大停止を含めウクライナ事態について協議するものとみられる。ロシアは米国に、NATOのウクライナなど旧ソ連国家に対する加入拒否、東欧に配備したNATO軍や兵器の撤去を求めている。

ホワイトハウスは今回の電話会談がプーチン氏の要請によるものと明らかにした。NSC関係者は、「私たちは現在、危機の瞬間にある。緊張を緩和する道を見出すために、高位級の関与が必要だ」と説明した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com