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李在明氏、農民票意識し「27万トンの政府買入」を主張

李在明氏、農民票意識し「27万トンの政府買入」を主張

Posted December. 15, 2021 08:36,   

Updated December. 15, 2021 08:36

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与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)大統領選候補は14日、「コメ27万トンの市場隔離(政府買入)に、政府が直ちに乗り出すことを再度求める」と明らかにした。今年に超過生産されたコメの市場隔離に生ぬるい政府に向けて角を立てることで、農民の支持を狙ったという分析が出ている。

李氏は同日、フェイスブックに「今年の産地のコメ価格が10月以降下落し続け、農民たちが心配している」とし、「コメ価格は『農民価格』と呼ぶほど農産物の代表価格であり、農民の希望だ。迅速なコメ27万トンの市場隔離を強く求める」と書き込んだ。李氏は、「11月24日にコメ価格の暴落を懸念し、コメ27万トンについて政府の先制的な市場隔離を提案したが、企画財政部と農林畜産食品部の生ぬるい態度でまだ履行されていない」とし、「政府は現在、産地のコメ価格が昨年に比べて大きく落ちていないとし、市場隔離に反対している」と批判した。

コメ市場の隔離とは、コメが需要量の3%以上超過生産され、収穫期の価格が昨年より5%以上下落すれば、市場に出ないように政府が購入する措置。2021年のコメ生産量は388万トンで予想需要量の357万~362万トンより26万~31万トンが多い。


權五赫 hyuk@donga.com