Go to contents

与党、「開かれた民主党」との合流推進で合意

与党、「開かれた民主党」との合流推進で合意

Posted November. 19, 2021 09:10,   

Updated November. 19, 2021 09:10

한국어

与党「共に民主党」が、与党圏の比例衛星政党「開かれた民主党」との年内の合流に向けた議論に着手した。「共に民主党」の大統領選候補、李在明(イ・ジェミョン)氏の支持率が停滞している状況で、核心支持層を取り込むことが狙いだ。

「共に民主党」の高溶振(コ・ヨンジン)首席報道担当は18日、定例会見で、「宋永吉(ソン・ヨンギル)党代表が昨日、『開かれた民主党』の崔康旭(チェ・ガンウク)代表と両党の合流について意見を交わし、合流を推進することで合意した」と明らかにした。そして、「同じ価値を持つ政党なので合流することは自然」とし、「十分に融和できると考える」と話した。

「開かれた民主党」は、昨年4月の総選挙の前に誕生した比例代表政党。現在の議席数は3議席で、主要支持層は親与党の中でも熱烈な支持層に分類される。同党はまだ大統領選候補を選出していないため、合流した場合、候補一本化の手続きなく李氏が大統領選候補に決定される見通しだ。

「共に民主党」側交渉代表を務めた禹相虎(ウ・サンホ)議員は同日午後、国会で記者会見を行い、「両党が合流すれば、大統領選での支持者統合のシナジー効果は小さくないだろう」とし、「(合流時期は)早ければ早いほどいい。大統領選の勝利に向けた合流なので、大統領選後は意味がない」と話した。

両党の合流議論を受けて、野党「国民の力」は「意味のない野合」と批判した。同党の許垠娥(ホ・ウンア)首席報道担当は同日、口頭論評で、「審判の日は近づくのに民心は遠ざかるため、できることはなんでもしようという思惑」とし、「『共に民主党』と『開かれた民主党』の合流推進は野合それ以上でもそれ以下でもない」と批判した。

野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)共同常任選対委員長も、「民主政治に甚大な害悪を及ぼした衛星政党論議は必ず審判を受けるだろう」とし、「『共に民主党』は羞恥心が残っているのだろうか」と批判した。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com