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97歳の市長が再選に成功、「米歴代最高齢」

97歳の市長が再選に成功、「米歴代最高齢」

Posted November. 06, 2021 08:14,   

Updated November. 06, 2021 08:14

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米国で97歳の市長が再選に成功し、注目を浴びている。米紙ワシントン・ポストは4日(現地時間)、「公式記録はないが、米国の歴代最高齢市長だろう」と伝えた。

米ニュージャージー州ティントンフォールズの現市長、ヴィート・ペリロ氏(97・無所属・写真)は2日に実施された米地方選挙で再選に成功した。ティントンフォールズは住民約1万8000人の自治区。再任に成功したペリロ氏が今後4年間の任期を無事に終えれば、退任する時は101歳となる。

 

1924年生まれのペリロ氏は高校卒業後、米国防総省で電気エンジニアとして38年間働いた。第2次世界大戦にも参戦した。1980年に国防総省を退職したペリロ氏は、2017年当時93歳の年齢で選挙に挑戦した。「政治門外漢」だったペリロ氏は「政治経歴20年」の現役市長を退けて当選し、周囲を驚かせた。1960年からティントンフォールズで暮らしてきたペリロ氏は、「私が町と町の人々を大切にするということを有権者が知っているので当選した」と選挙翌日の3日、フェイスブックで明らかにした。

 

ペリロ氏は、自身の健康維持の秘訣として定期的なゴルフ、YMCAセンターでの週2回の体力づくりなどを挙げた。100歳間近のペリロ氏は、毎朝スーツ姿で運転して出勤する。ペリロ氏は、「2ヵ月前に健康診断を受けた時、医師が今後2年間は病院に来る必要はないだろうと言った。うれしかった」と話した。


李恩澤 nabi@donga.com