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米軍制服組ナンバー2、「中国軍の増強ペースは驚異的、このままでは米を追い抜く」

米軍制服組ナンバー2、「中国軍の増強ペースは驚異的、このままでは米を追い抜く」

Posted October. 30, 2021 08:22,   

Updated October. 30, 2021 08:22

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米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が、中国の極超音速ミサイル発射を確認して懸念を示したのに続き、ハイテン統合参謀本部副議長も、中国の軍事力増強ペースは「驚異的」と話した。CNNなどによると、ハイテン氏は21日(現地時間)、「中国のペースは驚異的だ。このペースなら、中国はロシアと米国に追いつくだろう」と述べた。また「これはゲームを変えることになるという点で、米国だけでなく同盟国の問題でもある」と強調した。

ハイテン氏の説明によると、この5年間、中国が数百回の極超音速ミサイル発射実験をしたのに比べ、米国は9回しかしていない。このように大差がついていることに対して、ハイテン氏は「思わしくない」と指摘した。米国の発射の失敗については、「学習プロセスと見るべき」とし、「リスクを甘受して失敗から学んでこそ、早く前進する」と述べた。ハイテン氏はまた、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が過去に失敗した発射実験を通じて開発にスピードを出す方法を学んだことを例に挙げた。正恩氏は、科学者とエンジニアが失敗した時も、父親(金正日総書記)とは違って、彼らを処刑せず、むしろ励まして失敗から学んだということだ。ハイテン氏は、「そのようにして世界経済第118位の国家である北朝鮮が、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の能力を確保した」と付け加えた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com