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フィギュア劉永がGPで銅メダル、北京五輪に向けて自身つかむ

フィギュア劉永がGPで銅メダル、北京五輪に向けて自身つかむ

Posted October. 26, 2021 08:56,   

Updated October. 26, 2021 08:56

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韓国フィギュアスケート女子シングルの看板スター、劉永(ユ・ヨン=17・スリ高)が、2年ぶりにグランプリ(GP)大会表彰台に再び立った。4ヵ月足らずの来年2月の北京冬季五輪に向けた自信をつけるのに十分な成績だった。

劉永は25日、米ネバダ州ラスベガスで行われた国際スケート連盟(ISU)GPシリーズ第1戦スケートアメリカの女子シングルフリーで技術点(TES)77.09点、演技構成点(PCS)69.15点を合わせ、計146.24点を記録した。前日のショートプログラム(SP)では70.73点を獲得して5位に止まった劉永は、合計216.97点で3位まで順位を上げた。2019-2020GPシリーズ第2戦スケートカナダで3位(217.49点)だった劉永は、約2年ぶりに再び表彰台に立った。

フリースケートの演技を終えた後、顔を手で覆った劉永は「トリプルアクセルとは違う3回転ジャンプで回転数が足りないという判定が出たが、大きなミスがなかったので満足している」とし「SPはとても残念だったが、ここ数シーズン間よく滑ったことを思い出しながらフリーに臨んだ」と話した。大会女子シングルの金メダルはアレクサンドラ・トゥルソワ(232.37点)、銀メダルはダリヤ・ウサチェワ(217.31点)が獲得した。キム・イェリム(18・スリ高)は8位(199.34点)だった。

メダルを首にかけた劉永の視線は、初の五輪舞台となる北京に向けられている。14歳だった2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、代表選考戦で1位になったものの年齢制限(満16歳以上)にかかって五輪に出場はならなかった。韓国は、北京五輪女子シングルで2枚の出場権を確保している。五輪に出場する主人公は、来年に予定されている代表選考戦を通じて最終的に決まる。

劉泳は昨年、四大陸選手権大会を終えた後、「北京五輪に出場して金メダルを取るのが目標。金メダルでなくても、オリンピックという舞台で多くの人に劉泳という名前を広めたい」と語った。劉永は11月11日から日本東京で開かれるGPシリーズ第4戦「NHKトロフィー」に出場し、もう一度メダル獲得を狙う。


金東昱 creating@donga.com