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ダービー・カウンティの破産宣言でルーニー監督も危機、「財政難しっていたら監督を受け入れなかった」

ダービー・カウンティの破産宣言でルーニー監督も危機、「財政難しっていたら監督を受け入れなかった」

Posted September. 25, 2021 08:19,   

Updated September. 25, 2021 08:19

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イングランドのサッカー伝説、ウェイン・ルーニー氏(36)にとって初の指導者としての道のりに深刻な危機が訪れた。

ルーニー氏が監督として指揮を執っているイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティが財政難で破産を宣言し、勝ち点まではく奪されることになったのだ。イングランド・フットボールリーグ(EFL)は24日、ダービーカウンティに12ポイントの勝ち点はく奪処分を下したと正式発表した。今季に2勝4分け2敗(勝ち点10)を記録しているダービー・カウンティはこれで勝ち点がマイナス2となり、リーグ最下位に転落した。

1884年に創設されたダービーカウンティは、プレミアリーグ(EPL)の前身ファーストディビジョンで2度(1971~1972、1974~1975シーズン)優勝したイングランドサッカーの古豪だ。2007-2008シーズンにチャンピオンシップリーグに降格して以来、今年1月にプレーイングコーチとしてプレーしたルーニーを監督に選任してEPL復帰を狙った。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による財政難に耐え切れず、経営陣がクラブ運営から完全に手を引くことになった。

この意思決定のプロセスでルーニー氏は徹底的に排除された模様だ。ルーニー氏は、「チームの財政状況を知っていたら、監督を受け入れなかったはず」とし「今はチームを率いてくれる誰かが必要だ」と言い、チーム立て直しに強い意欲を示した。現役時代にエバートンとマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたルーニー氏は、イングランド代表として120試合に出場し、53ゴールを記録。イングランドの代表戦通算最多得点記録も保持している。


兪載泳 elegant@donga.com