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韓米合同軍事演習始まる、例年とは違い北朝鮮に日程通知せず

韓米合同軍事演習始まる、例年とは違い北朝鮮に日程通知せず

Posted August. 17, 2021 08:25,   

Updated August. 17, 2021 08:25

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韓米軍当局が16日、26日まで9日間続く下半期合同軍事演習を開始した。軍当局は例年と違って今回は国連司令部-北朝鮮間直通電話を通じて北朝鮮に演習の日程と性格について通知しなかったという。軍当局は16日、挑発などの北朝鮮の特異動向は確認されなかったとしながらも、北朝鮮の軍事動向を注視している。演習期間の21日頃に訪問する予定の米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が北朝鮮にどのようなメッセージを出すか注目される。キム氏は、米国の北朝鮮核交渉の実務を総括している。

 

軍関係者は同日、「北朝鮮に演習の日程と性格について通知しなかった」とし、「通常は演習直前に通知したが、昨年6月の開城(ケソン)共同連絡事務所の爆破後、昨年下半期と今年上半期の演習の時も北朝鮮に通知しなかった」と明らかにした。北朝鮮が韓米合同軍事演習に強く反発したため、演習について通知しなかったのではないかと指摘されている。

韓米連合軍がコンピュータシミュレーションで仮想の韓半島戦場状況に対処する今回の合同軍事演習は、昼夜間16~20日に「第1部防衛」、23~26日に「第2部反撃」のシナリオで行われる。韓米当局は演習に先立ち、疾病管理庁の強化された感染対策指針により戦時指揮所(バンカー)内では面積6平方メートル当たり1人だけが活動し、演習では2メートルの距離を置くことを厳格に順守することで合意した。感染対策を強化し、首都防衛司令部が管轄するB1文書庫、韓米連合司令部の戦時指揮統制所の「CPタンゴ(Command Post TANGO)」に投入された韓国軍、米国軍の指揮所もそれぞれ2ヵ所にさらに細分化された。

 

これに先立ち合同参謀本部は15日、異例にも「実機動演習はない」と公式に発表した。8月の合同軍事演習の前身である乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG)演習がコンピュータシミュレーション方式で行われたことから、軍内外ではこのような合同参謀の発表が北朝鮮の反発を考慮した一種の「メッセージ」と見ている。

北朝鮮は同日、公開談話や合同軍事演習関連の報道を出さなかった。ただし前日、対外宣伝メディアが韓米合同軍事演習を「侵略戦争の演習」と非難した。

外交筋によると、キム氏は21~24日に訪韓する見通しだ。昨年6月に続き2ヵ月ぶりに韓国を訪れる。この時期にロシアの北朝鮮核交渉担当のモルグロフ外務次官も韓国訪問を推進しており、韓米ロ3国の北朝鮮核協議が行われる可能性も高い。


崔智善 aurinko@donga.com