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ハイチでM7.2の強い地震、少なくとも304人死亡

ハイチでM7.2の強い地震、少なくとも304人死亡

Posted August. 16, 2021 08:22,   

Updated August. 16, 2021 08:22

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カリブの島国ハイチで14日(現地時間)朝、マグニチュード(M)7.2の地震が発生し、少なくとも304人が死亡した。負傷者は1800人を超えるうえ、行方不明者が把握できておらず、被害はさらに増えるものと懸念される。2010年に22万人の死者を出した地震を経験したハイチ国民は恐怖に震えた。ハイチは先月発生した大統領暗殺事件がまだ収拾されておらず、政局は一層混乱するものとみられる。アンリ首相は1ヵ月間の非常事態を宣言した。

米地質調査所(USGS)によると、同日午前8時29分、ハイチのプティ・トル・ド・ニップ から南東に13.5キロ離れた場所でM7.2の地震が発生した。首都ポルトープランスから西に125キロ離れている。この地震で少なくとも860軒の家が倒壊し、700軒以上が被害を受けた。地震波が最初に発生した震源の深さが10キロと浅いため、被害が大きくなったとみられる。M4、5の余震が約10回続き、一時津波警報も発令された。地震発生地から320キロ離れたジャマイカでも揺れが感知された。

 

外交部は今回の地震と関連してハイチに居住する韓国人の被害報告は現在までないと明らかにした。ハイチには企業の職員や自営業者、宣教師など150~170人の韓国人が居住している。


申晋宇 niceshin@donga.com