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「国民の力」議員16人が声明、「李代表の言動に深い憂慮」

「国民の力」議員16人が声明、「李代表の言動に深い憂慮」

Posted August. 14, 2021 08:30,   

Updated August. 14, 2021 08:30

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長を支持する、保守系最大野党「国民の力」の当選2回議員16人が13日、「李俊錫(イ・ジュンソク)代表に深い憂慮の意を表さざるを得ない」とし、連判状に署名した後、声明を公開した。18日に予定された党大統領選候補13人の討論会をめぐって、尹氏側と李氏側が対抗する中、尹錫悦系の反撃が始まったのだ。

党内の親尹錫悦系の鄭点植(チョン・ジョムシク)議員をはじめ同党の当選2回議員らは同日、国会で記者会見を行い、「党代表は政権交代に向けた公正な予備選挙の管理に最善を尽くさなければならない」とし、「予備選挙準備委員会(準備委)は、大統領選予備選挙の準備のための臨時機構なので、候補の討論など大統領選の管理は近く発足する(党の)選挙管理委員会に一任しなければならない」と指摘した。

 

声明には、姜起潤(カン・ギユン)、郭尚道(クァク・サンド)、金成願(キム・ソンウォン)、金汀才(キム・ジョンジェ)、金熙国(キム・ヒグク)、朴成重(パク・ソンジュン)、朴完洙(パク・ワンス)、宋錫俊(ソン・ソクチュン)、尹漢洪(ユン・ハンホン)、李達坤(イ・ダルゴン)、李晩熙(イ・マニ)、李亮寿(イ・ヤンス)、李喆圭(イ・チョルギュ)、林利子(イム・イジャ)、鄭雲天(チョン・ウンチョン)、鄭点植議員ら16人が参加した。声明を主導した鄭点植議員は、尹氏の大統領選陣営の「公正と常識委員長」、尹漢洪議員は総合状況室総括副室長、李喆圭議員は組織本部長を担っている。宋錫俊議員は同日、企画本部長兼不動産政策本部長として陣営に合流した。同党所属の当選2回議員は20人。

彼らはまた、李氏が尹氏陣営など保守陣営内部の人々を批判してきたことに対して、「重大な時に李氏が内部に向かって吐き出す言葉と文に対して深い憂慮の意を表さざるを得ない」とし、「候補らの側でも感情的で即興的な対応よりも、合理的な言動で予備選挙に活力を吹き込むことを望む」と強調した。

 

同日も同党では、候補討論会をめぐって再び内紛が起こった。党指導部が討論会を政見発表に変更する案まで議論したが、今度は準備委がこれを問題視し、討論会方式を固守したためだ。

李氏は同日、フェイスブックに「(金起炫院内代表と)準備委に討論会方式の一部変更の検討を要請できるのかについても議論し、発表会方式への転換などを含め最高委員の意見をまとめているところだが、同意する人も反対する人もいる」と明らかにした。しかし、徐秉洙(ソ・ビョンス)予備選挙準備委員長は取材陣に対して、「政策討論会を発表会に変更する場合、さらなる論議が起こる可能性が濃厚だ」と反対した。

 

準備委は同日午後、討論会方式を決めるため、大統領選候補の代理人懇談会を開いたが、13人の候補のうち尹氏、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前済州道(チェジュド)知事の代理人は参加しなかった。尹氏陣営は、「指導部と調整されていない準備委主管の説明会には参加しない」と明らかにした。元氏は、「討論会が党憲党規上、何の根拠もないのに、ただ党代表のアイディアだと押しつける独断には絶対同意できない」と強調した。

大統領選候補間の争いも起こった。元氏はフェイスブックに「洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員と劉承ミン(ユ・スンミン)元議員が李氏を擁護して尹氏を攻撃し嘲弄するのは卑怯な行動であり、実に見苦しい。討論は自信があるので、政治新人を踏みつける機会を得たということなのか」と厳しい言葉を浴びせた。これに対して劉氏陣営は、「公開的に非難したことに対して根拠を示せ」と反発した。


チョン・ジュヨン記者 ユン・ダビン記者 aimhigh@donga.com · empty@donga.com