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李俊錫代表、「保守勢力が金九先生の追悼を疎かにしたなら誤り」

李俊錫代表、「保守勢力が金九先生の追悼を疎かにしたなら誤り」

Posted June. 28, 2021 09:01,   

Updated June. 28, 2021 09:01

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野党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表が就任して2週間、既存支持層を確固にしつつ外縁の拡張を図っており、注目を集めている。

李氏は26日、ソウル龍山区(ヨンサンク)の孝昌(ヒョチャン)公園の白凡(ペクポン)金九(キム・グ)先生の墓を参った後、記者団に、「(金九)先生が(南北統一政府の樹立など)真の民族の団結と統一を希望されたように、わが党も最大限多くの人が共にできるようにする」とし、「完全な統合をするという思いで来年の大統領選に臨む」と明らかにした。さらに、「保守勢力が金九主席の業績を称えて追悼することに疎かなことがあったなら誤りだ」とも述べた。

李氏は25日、慶尚南道金海市(キョンサンナムド・キムヘシ)の烽下(ボンハ)村を訪れて盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の墓を参り、権良淑(クォン・ヤンスク)夫人に会って、「盧元大統領に対する蔑視を政治的手段に使わない。そのような人が出てくるなら引き止める」と約束した。野党圏では、保守政党代表が盧氏と金九先生の墓を相次いで参ったのは異例と評価している。

 

特に、李氏は25日夕方、黄教安(ファン・ギョアン)元未来統合党代表とソウル中区(チュンク)のあるレストランで会って夕食を共にした。昼には進歩の聖地である烽下村を訪れ、夜には保守の大統領候補に会うなど幅広い活動を見せた。過去、黄氏に対して批判を惜しまなかった李氏は同日、「迫る大統領選で共にできればという期待がある」と低姿勢だった。「国民の力」関係者は、「中道で外縁を広げながらも、既存保守層を包摂してこそ政権交代の踏み台を作ることができるというのが李氏の考え」とし、「今後も同様の活動が続くだろう」と説明した。


柳聖烈 ryu@donga.com