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ジョンソン英首相、来年7月に3回目の結婚

ジョンソン英首相、来年7月に3回目の結婚

Posted May. 25, 2021 08:23,   

Updated May. 25, 2021 08:23

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ジョンソン英首相(56・写真)が「英国の陰の実力者」とささやかれている婚約者のキャリー・シモンズさん(33)と来年7月に結婚式を挙げると、英大衆紙サンが23付で報じた。

シモンズさんは2019年7月、ジョンソン氏とともにロンドンのダウニング街10番地の首相官邸に入り、「ファースト・ガールフレンド」になった。2人は19年末に婚約し、20年4月に男児が生まれた。結婚式は新型コロナウイルスの感染拡大で先送りになり、22年7月30日に行うと、同紙は伝えた。

シモンズさんは、英有力紙インディペンデントの共同創業者の娘で、広報業界でキャリアを積んだ。最近のジョンソン氏の側近の相次ぐ辞任や解任の背景にシモンズさんがいるという声が出ている。英紙テレグラフは昨年11月、ジョンソン氏の側近の広報責任者リー・ケイン氏が辞任したのはシモンズさんとの不和のためだと伝えた。首相がケイン氏を首席補佐官に昇進させようとしたが、シモンズさんが反対したということだ。

首相の最側近のドミニク・カミングス上級顧問が最近解任されたのも、シモンズさんとの権力争いで敗れたためという見方がある。カミングス氏は解任後、ジョンソン氏がシモンズさんと暮らす官邸のインテリア費用を秘密裏に保守党の巨額スポンサーに負担させることを提案したと暴露した。今年2月には、保守党シンクタンクがシモンズさんの影響力に関する独自調査を要請した。

ジョンソン氏は3回目の結婚だ。1987年にオックスフォード大学の同級生だったアレグラ・モスティン=オーウェンさんと最初の結婚をしたが、幼馴染のマリーナ・ホイーラーさんとの不倫で93年に離婚した。ホイーラーさんと結婚して2男2女をもうけたが、2018年から別居し、昨年離婚した。ホイーラーさんと生活していた09年には、ある美術評論家との不倫で女児が生まれた。

ジョンソン氏が来年に予定通り結婚すれば、1822年のロバート・ジェンキンソン首相以来200年ぶりに首相在任中に結婚することになる。


趙鍾燁 jjj@donga.com