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クレジットカード決済などの電算データを改ざん、農協銀行の行員9人摘発

クレジットカード決済などの電算データを改ざん、農協銀行の行員9人摘発

Posted May. 20, 2021 07:25,   

Updated May. 20, 2021 07:25

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NH農協銀行の職員らが、クレジットカードの決済代金を返済したかのようにコンピュータでデータを改ざんした後、該当金額を埋めていたことが摘発され、金融当局から過料処分を受けた。農協銀行も5億8400万ウォンの科料を払うことになった。

19日、金融当局によると、金融委員会は、実際に金を受け取らなくても入金処理をするやり方で、銀行法を違反した農協銀行の行員9人を摘発し、このうち退職者などを除く6人に対して180万〜2500万ウォンの罰金を科した。

摘発された職員7人は、2016年8月から2018年3月まで、本人や家族のクレジットカードの決済日に決済代金を返済したかのように電算データを改ざんしていた。データ改ざんでキャッシュサービス(短期カードローン)の限度が復元されれば、キャッシュサービスなどを受けて調達した資金で虚偽返済した金を整理した。容疑者らがこのようなやり方で入金処理した金額は、約3億7000万ウォン(106件)だという。

残りの2人は、外為取引の差益を得るため、実際に金を受け取らずに1600万ウォンを入金処理した。農協銀行の行員のこのような違法行為は、金融監督院が実施した総合検査で摘発された。当局は、機関制裁を並行して、農協銀行にも5億8400万ウォンの過料を科した。


シン・ジファン記者 jhshin93@donga.com