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韓国のオンライン動画市場、今年3兆3000億ウォンに成長の勢い

韓国のオンライン動画市場、今年3兆3000億ウォンに成長の勢い

Posted April. 26, 2021 08:14,   

Updated April. 26, 2021 08:14

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今年、韓国のオンライン動画サービス(OTT)市場規模が3兆3000億ウォンに達するという見通しが出た。新型コロナウイルス禍の長期化を受け、非対面活動が続き、ネットフリックスなどの購読型サービスが急速に成長した結果と見られる。

25日、グローバル市場調査機関「スタティスタ」のOTT市場報告書によると、今年、韓国のオンライン動画市場規模は29億5770万ドル(約3兆3000億ウォン)規模と試算された。これは昨年の25億6520万ドル(約2兆8671億ウォン)より15%ほど伸びたものだ。

報告書は、ユーチューブのように無料だが、広告を見なければならないサービス「AVOD」より、毎月一定金額を支払う購読型サービス「SVOD」の成長が目立つと予想した。SVODの市場規模は6億3550万ドル(約7089億ウォン)と、全体の3分の2以上を占めているAVODの20億340万ドル(約2兆2350億ウォン)より大幅に遅れているが、成長率の面では昨年より17%伸びて、AVODを追い越した。

2017年基準で、2025年までの年平均成長率も、SVODは15.7%と、13.5%に止まったAVODより早いテンポで成長するだろうと見込んだ。実際、購読型サービス・ネットフリックスの昨年の国内ストリーミング収益(購読料)は3988億ウォンと、2019年(1756億ウォン)の2倍以上に伸びた。

一方、世界的に韓国よりOTT市場が大きい国は、米国(607億3400万ドル・67兆8702億ウォン)、中国(431億7900万ドル・48兆2525億ウォン)、日本(88億900万ウドル・9兆8440億ウォン)、ドイツ(50億4100万ドル・5兆6333億ウォン)、インド(38億2520万ドル・4兆2746億ウォン)などだった。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com