コロナ発雇用衝撃、既婚女性が最も大きかった
Posted April. 23, 2021 08:09,
Updated April. 23, 2021 08:09
コロナ発雇用衝撃、既婚女性が最も大きかった.
April. 23, 2021 08:09.
by 周愛眞 jaj@donga.com.
昨年、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の拡散により、結婚した女性の働き口が最も大きな打撃を受けたことが分かった。製造業が衝撃を受けた通貨危機やグローバル金融危機と違って、女性が多く働くサービス業の雇用が大幅に減った上、非対面授業の拡大により、子供の世話への負担が増大したためと見られる。韓国開発研究院(KDI)は22日、報告書「新型コロナによる雇用衝撃の性別格差と示唆すること」でこのように明らかにした。昨年3月、コア労働年齢である25〜54歳の女性就業者は、前年同月より5万4100人減少した。これは同年代男性就業者の減少幅(3万2700人)の1.7倍だ。既婚女性就業者が1カ月内に失業者になる確率は1.39%で、既婚男性(0.75%)の2倍に近かった。これは、女性が多く就職する対面サービス業の雇用が大きく減少したためと分析される。雇用衝撃が大きかった3業種である教育、宿泊・飲食店、保健・社会福祉サービス業の昨年1月の女性就業者の割合は38%で、男性割合(13%)を大きく上回った。非経済活動人口のうち既婚女性が増えたのは、新型コロナの拡散で幼稚園と小中高校が閉鎖されたり、非対面授業に切り替わり、子どもケアの負担が大きくなったためと分析された。特に、小学生の子どもが多い39〜44歳において男女間の雇用格差が目立った。KDIのキム・ジヨン研究委員は、「女性の子どもの世話と対面サービス業の失業者雇用を支援しなければならない」と語った。
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昨年、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の拡散により、結婚した女性の働き口が最も大きな打撃を受けたことが分かった。製造業が衝撃を受けた通貨危機やグローバル金融危機と違って、女性が多く働くサービス業の雇用が大幅に減った上、非対面授業の拡大により、子供の世話への負担が増大したためと見られる。
韓国開発研究院(KDI)は22日、報告書「新型コロナによる雇用衝撃の性別格差と示唆すること」でこのように明らかにした。昨年3月、コア労働年齢である25〜54歳の女性就業者は、前年同月より5万4100人減少した。これは同年代男性就業者の減少幅(3万2700人)の1.7倍だ。既婚女性就業者が1カ月内に失業者になる確率は1.39%で、既婚男性(0.75%)の2倍に近かった。
これは、女性が多く就職する対面サービス業の雇用が大きく減少したためと分析される。雇用衝撃が大きかった3業種である教育、宿泊・飲食店、保健・社会福祉サービス業の昨年1月の女性就業者の割合は38%で、男性割合(13%)を大きく上回った。
非経済活動人口のうち既婚女性が増えたのは、新型コロナの拡散で幼稚園と小中高校が閉鎖されたり、非対面授業に切り替わり、子どもケアの負担が大きくなったためと分析された。特に、小学生の子どもが多い39〜44歳において男女間の雇用格差が目立った。KDIのキム・ジヨン研究委員は、「女性の子どもの世話と対面サービス業の失業者雇用を支援しなければならない」と語った。
周愛眞 jaj@donga.com
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