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「差別のない世界を」 リディア・コがアジア人嫌悪に反対の声

「差別のない世界を」 リディア・コがアジア人嫌悪に反対の声

Posted April. 02, 2021 07:40,   

Updated April. 02, 2021 07:40

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プロゴルフの米女子ツアー(LPGA)で活躍している韓国系ニュージーランド人のリディア・コ(24)が最近、米国で広がっているアジア人への嫌悪に反対の声を上げた。コは1日、インターネット放送「エイミー・アンド・アダム・ショー」に出演し、「外見で他人を判断したり憎んではならない」とし、「私たちはみな同じ人だ」と話した。最近、ニューヨークの地下鉄で、黒人男性がアジア人と思われる男性を無差別的に暴行するなど、米国社会にアジア人を対象にした憎悪犯罪が広がっている。

コは、「新型コロナウイルス感染症で大変な時期を過ごしている。すべての人を好きになる必要はないが、より多くの愛で接する時、差別のない世界が訪れるだろう」と語った。その上で「韓国で生まれたことを誇りに思っている。韓国選手たちがLPGAツアーで活躍していることは、私には大きなモチベーションになる。彼女たちを尊重している」と話した。

1997年にソウルで生まれ、韓国人の両親とともに7才の時にニュージーランドに移住したコは、「コ・ボギョン」という韓国名も持っている。2015年のエビアン選手権などメジャー戦での2勝を含めて通算15勝をあげ、世界ランキング1位にも上がった。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com