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米バージニア州で3件の銃撃事件

Posted March. 29, 2021 08:44,   

Updated March. 29, 2021 08:44

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米国で、多くの犠牲者を出した相次ぐ銃撃事件の余波が残る中、26日にバージニア州バージニアビーチとペンシルバニア州フィラデルフィアでまたも銃撃事件が発生した。

CNNなどによると、同日夜、バージニアビーチで3件の銃撃事件が発生し、現在までに2人が死亡、8人が負傷した。3件の事件の関連性はまだ確認されていない。首都ワシントン近隣のバージニアビーチは有名なリゾート地で、2019年5月にも銃撃事件で12人が死亡した。

パトロール中の警官が複数の銃声を聞き、現場に駆けつけた。銃撃で8人が負傷し、一部は重体だという。容疑者3人が、口論の末、撃ち合いになったという。その後、警官は再び銃撃を聞いた。2つ目の現場で29歳の女性が撃たれ、死亡していた。当局は、女性は平凡な市民で、誰がなぜ撃ったのか分かっていないと明らかにした。

 

3つ目の事件は2つ目の現場から少し離れたところで発生した。警察が武装した25歳の男と撃ち合いになり、男は現場で死亡した。警官は合法的な手続きによって発砲したと主張したが、ボディカム(体に装着したカメラ)をつけて銃撃する規定を守らずに銃を撃ったことが明らかになり、調査が行われている。

AP通信によると、同日午後6時30分頃、フィラデルフィアの都心でも一人の男が電動キックボードに乗った11歳と14歳の少年に発砲した。11歳の少年は首に被弾して死亡し、14歳の少年は腕と足首を負傷して治療を受けている。1時間半後、また別の男が街頭に立っている人々に銃を乱射し、7人が負傷した。

相次ぐ事件で、銃規制を求める声も高まっている。与党民主党のティム・ケイン上院議員(バージニア州)はツイッターに、「これ以上愛する人を失うことはできない。議会が一日も早く銃規制に乗り出さなければならない」と主張した。


金民 kimmin@donga.com