ミャンマー治安部隊、父親に抱かれていた女児に発砲
Posted March. 25, 2021 08:16,
Updated March. 25, 2021 08:16
ミャンマー治安部隊、父親に抱かれていた女児に発砲.
March. 25, 2021 08:16.
by 金民 kimmin@donga.com.
軍部がクーデターで実験を握ったミャンマーで治安部隊の流血鎮圧が続く中、父親の膝の上に抱かれていた7歳の女児が治安部隊による発砲で死亡した。先月1日のクーデター後、治安部隊の銃撃による死者の中で最年少の犠牲者だ。BBC放送やロイター通信などによると、23日午後4時頃、ミャンマー第2の都市マンダレーの住宅街の自宅で、7歳の女児が治安部隊に銃で腹部を撃たれて負傷し、病院に搬送されたが死亡した。死亡した女児の姉が現地メディア「ミャンマーナウ」のインタビューで伝えたところによると、バイクに乗って住宅街にやってきた治安部隊は、家のドアを足で蹴って押し入り、家族全員を座らせ、父親に家族が全員揃っているかと聞いたという。隠れている家族がいないか確認したのだ。父親がそうだと答えると、治安部隊は「嘘をついている」と言って問い詰めた。父親が「家族6人全員だ」と言うと、一人の兵士が銃の引き金をひいた。弾は父親の膝に上で抱かれていた女児に当たったという。また、治安部隊は、女児の兄(19)に暴行を加え、連行した。女児の姉は、「銃で脅したので防げなかった」とし、「銃で撃たれた妹も連れていこうとしたが、父が最後まで抵抗した」と話した。治安部隊が去った後、家族は女児を病院に連れて行ったが、死亡した。父親は治安部隊が家に押し入った理由が分からないと話している。ロイターは同日、マンダレーで14歳の少年1人も自宅で治安部隊が撃った銃で死亡したと伝えた。AFP通信は、「7歳の少女に対する発砲が軍部への怒りの火をつけた」と報じた。24日、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンは、ミャンマー軍部がクーデターを起こして以降これまでに18歳未満の死者が少なくとも20人にのぼると発表した。セーブ・ザ・チルドレンは声明を出し、「平和な集会に対する無慈悲な鎮圧で子どもまで犠牲になっている」と批判した。
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軍部がクーデターで実験を握ったミャンマーで治安部隊の流血鎮圧が続く中、父親の膝の上に抱かれていた7歳の女児が治安部隊による発砲で死亡した。先月1日のクーデター後、治安部隊の銃撃による死者の中で最年少の犠牲者だ。
BBC放送やロイター通信などによると、23日午後4時頃、ミャンマー第2の都市マンダレーの住宅街の自宅で、7歳の女児が治安部隊に銃で腹部を撃たれて負傷し、病院に搬送されたが死亡した。
死亡した女児の姉が現地メディア「ミャンマーナウ」のインタビューで伝えたところによると、バイクに乗って住宅街にやってきた治安部隊は、家のドアを足で蹴って押し入り、家族全員を座らせ、父親に家族が全員揃っているかと聞いたという。隠れている家族がいないか確認したのだ。父親がそうだと答えると、治安部隊は「嘘をついている」と言って問い詰めた。父親が「家族6人全員だ」と言うと、一人の兵士が銃の引き金をひいた。弾は父親の膝に上で抱かれていた女児に当たったという。
また、治安部隊は、女児の兄(19)に暴行を加え、連行した。女児の姉は、「銃で脅したので防げなかった」とし、「銃で撃たれた妹も連れていこうとしたが、父が最後まで抵抗した」と話した。治安部隊が去った後、家族は女児を病院に連れて行ったが、死亡した。父親は治安部隊が家に押し入った理由が分からないと話している。
ロイターは同日、マンダレーで14歳の少年1人も自宅で治安部隊が撃った銃で死亡したと伝えた。AFP通信は、「7歳の少女に対する発砲が軍部への怒りの火をつけた」と報じた。24日、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンは、ミャンマー軍部がクーデターを起こして以降これまでに18歳未満の死者が少なくとも20人にのぼると発表した。セーブ・ザ・チルドレンは声明を出し、「平和な集会に対する無慈悲な鎮圧で子どもまで犠牲になっている」と批判した。
金民 kimmin@donga.com
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