アイドルと宮廷トッポッキを食べて「オンラインの韓国旅行」に出かけよう！

「もしよければ…、できあがったトッポッキの味をクラビティの歌で表現してもらえますか？」

ここまでかと思って聞いたら、本当に４人のメンバーがその場で話しかける｡突如として歌い始める。

「『息が詰まるほど熱くなった息～（「Ｆｌａｍｅ」）（アラン）

「トッポッキが辛くて熱くて」（ソンミン）

「私たちこそ、収録曲のおいしいお店じゃないですか。『あの多くの星の中に／あなたは私だけの光～」(「星」)（ヒョンジュン）

Ｋ－ＰＯＰアイドルならではのファンサービス精神が輝くここは、１２日午後、エアビーアンドビーがオンラインで開いた「インサイドＫ－ＰＯＰ」のプレビュー会場。ソウル西村（ソチョン）の韓屋エアビーアンドビーで、宮廷トッポッキ料理を作るアイドルグループ「クラビティ」のメンバーたちにテレビ会議プラットフォーム「ズーム」で記者が色々と注文をしてみた際に、すぐに出た反応だ。「トッポッキを作る時、皆さんだけのひみつの食材はありますか？」。メンバーたちは 随時画面に向かって声をかけてきた。

新型コロナの長期化で移動半径が減り、非対面時代が長くなったことを受け、Ｋポップと旅行コンテンツが積極的に会っている。エアビーアンドビーは、「インサイドＫ－ＰＯＰ」イベントを２５日から３０日まで開催する。ソウル西村（ソチョン）の韓国伝統家屋や江南区（カンナムグ）のスタジオなどにカメラを設置し、リアルタイムでスターやＫポップ界の従事者らが、オンライン上の客を迎える。ＭＯＮＳＴＡ・Ｘはコンビニ食を選んで食べたり、ザ・ボーイズはビーズのブレスレット作り、ドリームキャッチャーは写真撮影を一緒にするやり方だ。

ヘアスタイリストやダンサーが教えるビューティー、ダンス教室もある。２１日午前８時からホームページ（ａｉｒｂｎｂ.ｃｏｍ／ｉｎｓｉｄｅｋｐｏｐ）で先着順で予約を受け付ける。１回の体験料は２０ドル（約２万２０００ウォン）。スターと直接疎通し、オンライン画面に映ったスターとの写真も残すことができるので、世界中のファンが殺到するだろう。エアビーアンドビーコリアのウム・ソンウォン・メディア政策総括は、「空間を活用したオンライン体験プログラムを企画していたところ、ＫＰＯＰに触れた！ コロナ後、韓国を訪れる方が多くなってほしい」と話した。

チャンネル「ＳＯＸＳＯＭＥＤＩＡ」は昨年末から、ユーチューブでＡＳＭＲ(自律感覚快楽反応)と旅行を組み合わせたウェブバラエティ「私の旅行が聞こえるの？」を披露している。ＭＯＮＳＴＡ・Ｘ、Ｇｏｌｄｅｎ　Ｃｈｉｌｄ、オンリーワンオブなどのアイドルグループが、現地で感じた視点と聴覚を伝える。

ＬＧユープラスは、ＩＺ*ＯＮＥを主人公にした番組「Ｅａｔ-ｉｎｇトリップ」シーズン２を、昨年末「アイドルライブ」アプリに公開した。江原束草（カンウォン・ソクチョ）を盛り込んだシーズン１が、累積クリック件数が７００万回を越えた。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com