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初の冬場開催!全米女子オープンに韓国勢27人が参戦

初の冬場開催!全米女子オープンに韓国勢27人が参戦

Posted December. 09, 2020 08:47,   

Updated December. 09, 2020 08:47

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今季米女子ツアー(LPGA)の最終戦、全米女子オープンが10日から4日間、米国テキサス州ユーストンのチャンピオンズGC(パー71)で開幕する。

今年で75回目を迎える同大会は、新型コロナウィルス感染症の影響で1946年に大会が始まって以来初めて6月ではなく、12月に開催される。日照時間が短い冬に開催されることを受け、大会史上初めて2コースを使用する予定だ。

5大メジャー戦のうち最高の権威を誇る同大会は、優勝賞金100万ドル(約10億8000万ウォン)に年間最優秀選手ポイントも他の大会より2倍高く与えている。出場選手156人のうち韓国勢は27人に上る。

賞金王と年間最優秀選手賞を争っている朴仁妃(パク・インビ=32)とキム・セヨン(27)の優勝争いも最大の観戦ポイントになる。8日までに朴仁妃は今季に118万7229ドルの賞金を獲得し、2位キム・セヨン(113万3219ドル)僅差で抜いて1位に立っている。年間最優秀選手賞ポイントでは首位キム・セヨン(106ポイント)が2位朴仁妃(102)をわずかにリードしている。同大会が終われば、シーズン最終戦のCMEグループツアー選手権だけを残しているため、今試合の成績次第で各部門のランキングが事実上決まる可能性がある。キム・セヨンは、「全米女子オープンで優勝すれば、自分が目指していた目標により近づけるので、必ず優勝したい」と意気込みを語った。キム・セヨンは全米女子オープンに集中するため、7日に終わったボランティアーズ・オブ・アメリカ・クラシックにも出場しなかった。

世界ランキング1位の高眞榮(コ・ジンヨン=25)も世界ランク首位の座を守り通そうとしている。8日に発表された女子ゴルフの世界ランキングによると、高眞榮(平均ポイント7.69)と2位キム・セヨン(7.38)はわずか0.31ポイント差で、先週の0.41ポイント差より縮まった。今大会の結果によっては世界ランキングが入れ替わる可能性もある。高眞榮は、「今年最初のメジャー戦である全米女子オープンへのプレッシャーもあるけど、良いプレーができるよう頑張りたい」と話した。先月にペリカン選手権に出場し、1年ぶりにLPGAツアーに復帰した高眞榮は全米女子オープンは今季3度目のLPGAツアー試合出場となる。

同大会で韓国勢の優勝は1998年のパク・セリを皮切りに10度あった。特に、初のLPGAツアー優勝を全米女子オープンで飾るケースが多かった。昨年のイ・ジョンウン(24)をはじめキム・ジュヨン(39=2005年)、朴仁妃(2008年)、柳簫然(ユ・ソヨン=2011年)、田仁智(チョン・インジ=2015年)、朴城炫(パク・ソンヒョン=2017年)がそうだった。2008年に大会史上最年少優勝記録(19歳11ヵ月17日)を更新した朴仁妃は、2013年に2度目の優勝を果たした。イ・ジョンウンは「前回王者としてしっかり準備をして試合に臨みたい」と意気込みを語った。

ルーキーだった昨年、韓国女子プロゴルフツアー(KLPGA)で3勝を挙げたイム・ヒジョン(20)と今季KLPGAツアーで2勝を記録したアン・ナリン(24)らも今大会で初出場する。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com