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最下位のハンファがスベロ氏を監督に選任、球団史上初の外国人監督

最下位のハンファがスベロ氏を監督に選任、球団史上初の外国人監督

Posted November. 28, 2020 09:15,   

Updated November. 28, 2020 09:15

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最下位でシーズンを終えたプロ野球ハンファが、球団創設以来初めて外国人監督を選任した。

ハンファは27日、「第12代監督としてベネズエラ出身で元ミルウォーキー・ブルワーズ・コーチのカルロス・スベロ氏(48・写真)を選任した」と発表した。契約期間は3年。契約の詳細は公開しなかった。

スベロ氏は、ジェリー・ロイスター氏(元ロッテ監督、2008~2010年)、トレイ・ヒルマン氏(元SK監督、2017~2018年)、マット・ウィリアムズKIA監督(55、2020~現在)に次ぎでKBOリーグ史上4人目の外国人監督になった。外国人監督2人(ハンファとKIA)が同時に1軍チームを采配するのはKBO史上初めて。

スベロ氏の野球哲学は、最近殆どのベテラン選手を放出し、「若くてダイナミック」なチーム作りを宣言したハンファの方針ともソリが合いそうだ。2001年から2015年まで、米国で多数のマイナーチームを指導しながら有望株の発掘能力を発揮したスベロ氏は、2016年から昨年までメジャーリーグ、ミルウォーキーの一塁・内野コーチを務めた。昨年はベネズエラ代表監督に就任し、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12にも出場した。メジャーリーグでオールスターにも選ばれた経験を持つウィリアムズ氏とは違い、大リーグで選手として活躍した経験はない。

スベロ氏は、NCの優勝の原動力となったデータを扱うことにも長けているという。ハンファは、「データを重視するスベロ監督のスタイルが球団にシナジー効果をもたらすと期待している」とコメントした。最近、パク・チャンヒョク氏(48)を新代表取締役に選任したハンファは、チョン・ミンチョル団長(48)まで現場とフロントのトップを同時に1972年生まれの若手で整えた。


金培中 wanted@donga.com