
米大統領選の勝敗を左右する核心激戦州に浮上した南東部のジョージア州で、州下院の唯一の韓国系議員サム・パク氏(35・民主党・韓国名パク・ウィジン)が3回目の当選に成功した。パク氏は今年8月、民主党の全国党大会で党内の「注目されるスター」17人に含まれた。当時、大統領選候補のバイデン前副大統領のための合同基調演説をして有名になった。
パク氏は4日(現地時間)、フェイスブックに、ジョージア州の101の選挙区で62%の支持を得て3回目の当選に成功したことを伝えた。パク氏は、「地域住民の支持と信頼に感謝する。2年の任期の間、ヘルスケアへの権利を強化し、労働者の家族を支援し、民主主義の守護に努める」と所感を明らかにした。
1985年にジョージアで生まれたパク氏は、ジョージア州立大学、アメリカン大学ロースクールを卒業した弁護士で、2016年に州議会入りした。政界入門の時から、自身が性的マイノリティであることを明らかにした。韓国語で書かれた州議会情報誌の配布など韓国系社会の地位強化に向けて様々な活動をしてきた。
趙鍾燁 jjj@donga.com