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ドジャースが32年ぶりWS制覇、フリードマン社長の取り組み評価の声も

ドジャースが32年ぶりWS制覇、フリードマン社長の取り組み評価の声も

Posted October. 29, 2020 08:44,   

Updated October. 29, 2020 08:44


再び優勝カップを掲げるまで30年以上がかかった。

メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースが1988年以来32年ぶりにワールドシリーズ(WS=7戦制)を制覇した。ドジャースは28日、テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われたWS第6戦でタンパベイ・レイズを3-1で下し、4勝2敗で通算7回目のWS優勝を果たした。

ドジャースは試合序盤にタンパベイの先発ブレイク・スネル(28)に封じ込められ0-1でリードされた。だが、タンパベイのいち早い投手交代が両チームの明暗を分ける契機になった。タンパベイのケビン・キャッシュ監督が2安打した与えていないスネルを6回裏1死後に交代すると、ドジャースは直ちに2点を奪って逆転に成功した。8回裏にはムーキー・ベッツ(28)のソロ本塁打で勝負に止めを刺した。

今シリーズのMVPには6試合で打率.400(20打数8安打)、2本塁打、5打点と大活躍したドジャースのコーリー・シーガー(26)が選ばれた。満場一致でMVPに選ばれたシーガーは、リーグ優勝決定シリーズに続いてWSでもMVPになった8人目の選手になった。

米国西部を代表する名門ドジャースは、これまで何度もWSにあと一歩のところで頂点を逃した。大都会のロサンゼルスを本拠地とするドジャースは、優秀な選手を獲得するため「悪の帝国」ニューヨーク・ヤンキースに負けない大金を使ってきた。2014年から2017年まではヤンキースを抜いて、年俸総額1位にもなった。2014年から7年連続でナショナル・リーグ西地区1位を守ったドジャースは、2017年と2018年は2年連続でWSに進出したが、ヒューストン・アストロズ(2017年)とボストン・レッドソックス(2018年)に苦杯を喫した。

WS制覇は逃したものの、2015年に就任したアンドリュー・フリードマン社長の体質改善の取り組みが実を結んだとの評価を受けている。合理的な支出と育成に焦点を当て、シーガーとチーム打線をけん引するコディ・ベリンジャー(25・外野手)らが看板スターに成長した。知名度よりは潜在能力を買って獲得したジャスティン・ターナー(36・内野手)、マックス・マンシー(30・内野手)、クリス・テイラー(30・外野手)らがフリードマン体制下で潜在能力を存分に発揮している。これに加えて、今季開幕を控えてボストンとのビッグディールで獲得したベッツは、2018年にボストンで身に着けた「優勝DNA」をドジャースに丸ごと植え付けた。秋になると気が小さくなるエース、クレイトン・カーショー(33)も今年のWSでは2試合で2勝(防御率2.31)を挙げ、エースの本領を発揮した。ドジャースは、今年のポストシーズンに歴代最多となる13試合連続本塁打を放った。勝負所で生まれた肝心な一発も頂上への原動力になった。

12日、米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズがファイナル優勝を果たしたのに続きドジャースまで世界一になり、ロサンゼルスはお祭りムードに包まれた。レイカーズの優勝をけん引した「キング」レブロン・ジェームズは、「ロサンゼルスはチャンピオンの都市だ。お願いだから優勝をパレードをやらせてくれ!」とコメントし、ドジャースの優勝を祝福した。米国で同じ都市を本拠地とするプロ野球とプロバスケのチームが同時に優勝したのは1988年が最後だが、当時も主人公はドジャースとレイカーズだった。

もし、この日にシリーズが終わっていなかったらWSは混乱に陥りかねないところだった。ドジャースの三塁手ターナーが8回表の守備で交代したが、MLB事務局はターナーが試合中に新型コロナウィルスの陽性判定を受けたと発表したのだ。ターナーは、優勝後のセレモニーに現れたが、記念写真撮影の時はマスクを外して少なくない批判が予想される。


金培中 wanted@donga.com