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ペントハウス、産後調理院…女性ならではのドラマが繰り広げられる

ペントハウス、産後調理院…女性ならではのドラマが繰り広げられる

Posted October. 08, 2020 08:03,   

Updated October. 08, 2020 08:03

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100階のペントハウスで繰り広げられる女性たちの教育や不動産戦争、産後調理院(産後に母体をケアする施設)の同期たちが一緒に成長する「出産ノワール」…。

今秋、女性キャラクター間の対立と連帯を描いたドラマが続々とお茶の間に訪れる。昨年、女性の叙事を中心にすえた「スカイキャッスル」「キーワードを入力してくださいWWW」の大人気に支えられて、それなりの魅力を持った女性登場人物たちの「ケミ(相性)」を前面に出した。

26日に放映されたSBSドラマ「ペントハウス」は、100階のペントハウスでお金と権力を手にした女性と上流社会への進出に向けて疾走する女性の不動産と教育をめぐる争いを描く。生まれつきの金の匙であるシム・スリョン(イ・ジア)、チョン・ソジン(イ・ソヨン)と貧しい家で生まれたが、娘のために身分上昇を図るオ・ユンヒ(ユジン)がドラマの叙事を率いる。

来月2日に放映されるtvNドラマ「産後調理院」は、出産という素材を中心に、女性キャラクターたちの連帯を物語る。会社の最年少役員だが、最高齢産婦であるヒョンジン(オム・ジウォン)が、子供を産んで産後調理院に入ってきて、「調理院産婦のリーダー」チョ・ウンジョン(パク・ハソン)、調理院長へスク(チャン・ヘジン)などと一緒に、ママとして成長していく「激情出産ノワール」を打ち出す。

二つのドラマの背景も、女性の間の緊張と対立を最大化するとみられる。ペントハウスの主舞台であるソウル江南(カンナム)の100階建ての超豪華マンション「ヘラパレス」は、ここに入居しようとするユンヒと、これを阻止しようとする上流社会の女性たちの対立構図を鮮明に表わす。産後調理院も、出産した女性たちが特別な経験を共有する空間だ。産後調理院のプロデューサー・パク・スウォン氏は、「産後調理院は、年齢と職業が共に異なる他人が同じ時期に赤ちゃんを出産したという理由だけで合宿する『ママ訓練所』だ」とし、「ママなら、当然やるべきことが、何一つ当然ではないことからくる『戸惑い』を生き生きと盛り込むことができる空間だ」と語った。


金哉希 jetti@donga.com