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国連事務総長「北朝鮮の民間人射殺、透明に調査すべき」

国連事務総長「北朝鮮の民間人射殺、透明に調査すべき」

Posted September. 28, 2020 08:31,   

Updated September. 28, 2020 08:31

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国連のグテーレス事務総長が、西海(ソヘ・黄海)上で漂流して22日に北朝鮮軍の銃撃により死亡した韓国海洋水産部の公務員に哀悼の意を表し、透明な調査を求めた。

26日、米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送によると、国連事務総長報道官室は前日、VOAに送った電子メールを通じて、「(グテーレス)事務総長は韓国の民間人が韓半島の海域で生命を失った事件に対して哀悼の意を表し、透明な調査を求める」と明らかにした。また、「事務総長は、国境の緊張を緩和させ信頼を積み重ねるために2018年の(9・19)平壌(ピョンヤン)共同宣言と南北軍事合意の精神を立ち返ることを求め、南北対話の再開を支持することを表明した」と伝えた。

 

北朝鮮は25日、西海上で韓国公務員を射殺したことを統一戦線部名義の通知文を通じて認めた。しかし北朝鮮は、北朝鮮軍の上部の指示があったのか、遺体を毀損したのか、越北を図ったのかどうかをめぐって、韓国政府と相反する主張をしており、調査を通じて事実を確認しなければならないという声が高まっている。


李世亨 turtle@donga.com