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柳賢振が6回2失点も黒星、金広鉉は5回4失点

柳賢振が6回2失点も黒星、金広鉉は5回4失点

Posted September. 21, 2020 08:37,   

Updated September. 21, 2020 08:37

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「運の悪い日だった」

今季3度目の同時先発し、並んで勝利を狙ったトロント・ブルージェイズの柳賢振(リュ・ヒョンジン=33)とセントルイス・カージナルスの金広鉉(キム・グァンヒョン=32)が一緒にうなだれた。

5連敗を喫していたチームを泥沼から救わなければならなかったエース、柳賢振は好投したが黒星となった。20日、フィラデルフィア・フィリーズとのアウエーに先発登板し6回6被安打8奪三振1四球2失点と好投した。だが、1-2でリードされた7回裏に交代されてから、チームがさらに1失点し1-3で敗れ、シーズン2敗目(4勝)を喫した。7月31日のワシントン・ナショナルズ戦以降51日ぶりの敗戦だ。防御率は3.00を維持した。

この日、ファストボールの最高球速は時速91.3マイル(約147キロ)に過ぎなかったし、90マイル(約145キロ)以上のボールも6球だけだった。柳賢振は、これを意識したのか、序盤からカッター(36球)やチェンジアップ(26球)、カーブ(14球)などオフスピードボール中心の投球で打者を相手した。しかし1-0でリードした5回にフィラデルフィアの先頭打者ジェイ・ブルースに二塁打を打たれるなど5者連続で安打を許して2失点した。

柳賢振が勝利を挙げた14日のニューヨーク・メッツ戦以降6連敗を喫しているトロントは、シーズン勝率が再び5割(26勝26敗)に転落した。アメリカンリーグのワイルドカード順位2位につけているトロントだが、現在の順位を維持すれば崔志万(チェ・ジマン=29)が所属するア・リーグ1位のタンパベイ・レイズ(35勝18敗、勝率.660)とポストシーズン第1戦を戦うことになる。試合後に柳賢振は「仲間たちが先制点を奪ったのに、すぐ自分が失点したのは悔しい。勝てる雰囲気を作るべきだった」と語った。

シーズン3勝目に挑んだ金広鉉は、今季最多失点を記録した。同日、ピッツバーグ・パイレーツとのアウエーに先発登板した金広鉉は、5回3分の1を投げ、6被安打(2本塁打)1四球4奪三振で4失点した。

メジャーデビュー以来、最多投球数(103球)を記録したが、失点、被安打、本塁打など全ての部門で自身の試合最多記録を更新した。1回裏の1死以降、ゲブライアン・ヘイズに本塁打を浴び、連続イニング無自責点記録も25で終わった。3回にモホセ・オスーナにソロ弾を許した。防御率は。0.63から1.59へと大幅上昇した。

最近、腎梗塞の診断を受けて血液希釈剤を服用している金広鉉は、出血とあざを予防するため特殊保護具が装着された帽子をかぶって投球した。金広鉉は、「一般の帽子に比べて硬いものが入っているので不便なのは事実。保護具のため、一回り大きい帽子を着用しているため、(ボールを投げる時)大きな揺れがある」とし、「医師に着用するよう言われたので、不便だけど被らなければならない」と話した。

敗戦を免れたのは幸いだった。ピッツバーグの先発ミッチ・ケラーに6回まで安打の一本も打てず、無得点に苦しんだセントルイス打線は、0-4でリードされた7回表に替わった投手から5四死球と3安打を奪い、5得点を挙げて勝負を覆した。


金培中 wanted@donga.com