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ギャラクシーノート20が初日に25万8000台を開通、過去最多記録を更新

ギャラクシーノート20が初日に25万8000台を開通、過去最多記録を更新

Posted August. 17, 2020 08:47,   

Updated August. 17, 2020 08:47

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三星(サムスン)電子の下半期の戦略スマートフォン「ギャラクシーノート20」の初日の開通台数が過去最多を記録した。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)事態の中で立てた記録なので、今月21日の公式発表後も興行を継続するのか注目を集めている。

16日、三星電子は、事前予約客を対象に開通を始めた14日の1日間で、ギャラクシーノート20が25万8000台開通されたと発表した。昨年発売された前作のギャラクシーノート10の時より約10%多い規模だ。初日に25万台が開通された2017年のギャラクシーS8の従来の最高記録も上回った。

ギャラクシーノート20は、新型コロナの影響の中でも期待よりも高い事前予約販売台数を見せた。今月7〜13日のギャラクシーノート20の事前販売台数は、昨年のギャラクシーノート10に比べて90%水準だった。当時は、第5世代(5G)モバイル通信が初めて適用され、モバイル通信会社の間で誘致競争が激化して、補助金の拡大を期待した消費者が事前予約に詰めかけた側面があった。その前作であるギャラクシーノート9に比べては、事前販売台数が1.6倍ほど多いというのが三星電子側の説明だ。

高価なフラッグシップスマートフォンの需要が減り、新型コロナという悪材料まで重なった状況でも、ユーザーの利便性に重点を置いた三星電子の戦略が功を奏したという評価が出ている。今回の新製品では、「Sペン」の反応速度が前作比80%以上速くなった。また、「三星のノート」で作成した文書が、同じ三星アカウントに登録されたすべてのデバイスに、その内容が自動的に保存され、同期化するなど、ノートシリーズの利点を最大化した。

新製品が正式に発売される前に、オフラインで予め体験できる「ギャラクシースタジオ」を運営したことも購入需要を刺激したという分析が出ている。新たに発売されたワイヤレスイヤホン「ギャラクシーバズライブ」を事前予約の景品として支給したことも、興行理由に挙げられる。

実際ギャラクシーS20は、三星ドットコムとクーパン、11番街などの自給制チャンネルで予約販売を開始すると、すぐ完売を続ける等人気を集めた。今回の事前販売で、自給制物量の販売比率は、従来の10%から10%半ば台へと伸びた。各通信会社が、新型コロナの拡散を防ぐためにスマートフォンの開通に「ドライブスルー」を導入したことも、販売に前向きな影響を及ぼした。


許桐準 hungry@donga.com